『挑戦できる仕事』が人を育てる

ドラッカーに学ぶ働き方改革 中平 次郎 [ 特集カテゴリー ]

『挑戦できる仕事』が人を育てる [ 第二回 ]

生産性を高め、成果を上げていくために経営者は何に取り組むべきでしょうか。

 

まず1つ目ですが、ミッション経営を浸透させることです。ミッション経営とは、いわゆる経営理念に基づいた経営と、同じような意味合いです。

 

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エンゲージメントとは

エンゲージメントが組織を変える [ 特集カテゴリー ]

エンゲージメントとは [ 1 ]

タイトルにある「エンゲージメント」と言う言葉から何を連想されましたか?

 一番よく知られているのは「エンゲージメントリング」などに使われるように、「婚約」や「約束」のイメージでしょうか?マーケティング用語として使われることもあります。フェイスブックやツィッターなどは「エンゲージメント率」と言う指標を使っています。

 もしくは特定の企業やブランドのコンセプトに共感してその商品を購入することを「顧客エンゲージメント」と言われます。顧客エンゲージメントが高いと購入するだけではなく、積極的に周りの人に勧めてくれるようになります。

 この連載記事は「エンゲージメントが組織を変える」がテーマなので、人事用語として使っています。ここ5~6年で人事担当者の間でもこの言葉が聞かれるようになりました。

 では人事用語で意味する「エンゲージメント」とはなんでしょうか?
実はこの言葉が出て来るたびに私は頭を悩ませていました。日本語でぴったりとした言葉が存在しないのです。

 インターネットや書籍では「思い入れ」、「執着」、「絆」、「愛社精神」などが使われることが多いようです。

 私が説明するときは「理念でつながるパートナーシップ」とお伝えしています。ちょっと長いですが、いろいろ考えた末これが私のイメージに一番近いと感じました。

 なぜ「パートナーシップ」なのか?それはどちらか一方が与えるものではなく、相互に関わって築くものだからです。
具体的には個人と組織の目指す方向性が一致していて、お互いに貢献しあえるような関係。

 つまり社員個人の成長や働きがいを高めることが組織の価値を高める。そして組織の成長が個人の成長や働きがいを高めるという、相互の関わりがエンゲージメントを高めます。そしてその土台となるのが組織や経営者の理念なのです。経営者の理念と個人の理念が一致しているからこそ、お互いに貢献しあえるからです。

 

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仕事ができないアラサー中途採用社員どうする?

\どうしてますか?困った社員!/ [ 特集カテゴリー ]

仕事ができないアラサー中途採用社員どうする? [ 03 ]

面接では完璧だがまさかのレベル

 30名規模の会社に中途採用された大学卒27歳の男性Aさん。面接では考えを流暢かつハキハキと答え、提出された文章も完璧。頭脳明晰・コミュニケーション力高いと思っての採用でした。

 しかし・・・いざ、仕事になるとコミュニケーション力が低く、時間も守れず、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)いづれも、ほぼ出来ない状態でした。「これは必要がないと思った」「叱られると思って黙っていた」など自分勝手な解釈で、簡単な『ホウレンソウ』ができなかったのです。

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面従腹背:イタリアの選択

EU情勢最前線 中空 麻奈 [ 特集カテゴリー ]

面従腹背:イタリアの選択 [ 第75回 ]

 上辺だけは上のものに従っても、内心はそうしないこと、を面従腹背、という。上司に背き、物申すのは容易なことではない。衝突を避け、心から納得せずとも、上席には適当に合わせて置くことが時として“空気を読む”という大人の知恵でもある。社会に出ると、多くがその技を自然と身につけ、生きていく。それでも、時には上司に背き内心に従わざるを得ない時もある。

 

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