シルバー肉体改造研究所 [ 特集カテゴリー ]

強い足腰を手に入れる下半身エクササイズ [ Vol.2 ]

人生の最後まで自分の脚で歩くには?

 人間は、加齢に伴い身体を動かすための「骨格筋」の量が減少します。

 身体を動かすための力の源となる骨格筋の量が減少すれば、筋力が衰え、運動機能が低下します。

 特に高齢者の骨格筋量の減少率は上半身より下半身の方が約10~15%高いことが研究で明らかになっており、下半身の筋力が衰えると歩行能力が低下し、歩行時に脚が上がらなくなると転倒の危険性が高まります。

 また、立ち上がるためのお尻や太腿の筋力が衰えると、便座や椅子からの立ち上がりが困難になり、日常生活に支障をきたします。

 それ以外に、筋量の減少は生存率の低下にも影響を及ぼすとの研究結果もあり、人生の最後まで元気に、自分の脚で歩くためには下半身の筋力トレーニングが欠かせません。

 

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