災害と訴訟事例

企業に求められる防災 寄宗 幸司 [ 特集カテゴリー ]

災害と訴訟事例 [ 第三回 ]

 今回のテーマは、災害訴訟について考えてみたいと思います。

 まず、予め断っておきたいと思います。
 企業防災と災害訴訟をテーマに考えると通常、「訴訟リスクをどう回避するか?」と言った様なテーマを考えてしまいますが、私がここで語りたい事はそうではありません。

 

閲覧にはログインが必要です。→ .

誰よりも顧客と現場を知り尽くす [ 特集カテゴリー ]

塗料業界のリーディングカンパニー 日之丸塗料株式会社 [ 日之丸塗料株式会社 ]


代表取締役社長 黒田 俊幸

 

塗料一筋85年
裏方のプロ

 古くより商業の街として栄え、あらゆるビジネスが生まれた場所、日本橋。この地に本社を構える日之丸塗料株式会社は、1932年の創業時から塗料一筋を貫いてきた老舗企業である。

 塗料販売会社として、長きにわたり業界を牽引し、数多の取引先から信頼を獲得し続ける同社。その理由を社長の黒田俊幸氏は、「私達は『裏方のプロフェッショナル』です。プロとして最前最適かつ高付加価値なものを提供すべく、常にお客様に密着し、あらゆる情報に耳を研ぎ澄ませてきました。その姿勢が今に繋がっていると考えています」と語る。

 顧客に密着し、本当に求められるものを見極め提供する姿勢は、販売会社の域に留まらない。同社が業界のリーディングカンパニーたる、その所以に迫る。

閲覧にはログインが必要です。→ .
今求められる「地域のリーダー像」とは②

地方創生にかかわる 中小企業の役割 野田 万起子 [ 特集カテゴリー ]

今求められる「地域のリーダー像」とは② [ 第09回 ]

 先月号では、「人材」を、イノベーションを興す「人財」へと進化させていくためには何が求められるかをお伝えいたしました。本号では概念を超えて、実際に活躍されている「人財」にスポットを当てたいと思います。同時に、今回は、私のもう一つのミッションであります、「女性の活躍推進」の視点から、そのご活躍をご紹介したいと思います。

閲覧にはログインが必要です。→ .
意外に多い!?基礎筋力強化を避けるマネジャー

御社の営業マネジャーは部下を育てていますか? 藤本篤志 [ 特集カテゴリー ]

意外に多い!?基礎筋力強化を避けるマネジャー [ 連載回数:第7講(第3クール・第38回) ]

技術だけでは、
能力向上に限界あり

 テニスを一度もしたことがない、という人はいないと思うので、テニスの話から入ろうと思う。
 
 テニスというスポーツは、サーブから始まる。このように、サーブから始まるスポーツは、他にもある。卓球やバレーボールだ。

 テニスのサーブは、初心者以外は、上から打つ。なるべく速い球を打つためだ。下から打つと、山なりのボールになり、相手が少し上手い人だと、強烈なリターンを返されて試合にならない。

 しかし、上から打てば速いサーブを打てるかというと、これがなかなかできない。

 上からサーブを打ったことがある人はわかるだろうが、それほど速くならない。ちなみに、コントロールも付かない。サーブの大半が、ネットにかかったり、オーバーしたりする。

 ここまでが、我流の限界だ。

 したがって、速いサーブを打ちたい人は、基本フォームを学ばなければならない。ラケットの握り方、ボールの投げ方、ボールの打ち方など、覚えるべき「技術」は、数多くある。

 しかし、それらの技術をマスターしても、実は速い球を打つことはできない。

 その事実が、今月の重要なポイントなのだが、速い球を打つことができない理由は、基礎筋力を鍛えていないからだ。

 つまり、いくら技術を覚えても、肝心の筋力がなければ、サーブは、それほど速くならない、ということだ。

閲覧にはログインが必要です。→ .
トランプ・リスク、実害は遅れてみえてくる

経済動向最前線 熊野 英生 [ 特集カテゴリー ]

トランプ・リスク、実害は遅れてみえてくる [ 第53回 ]

 アメリカ経済が好調だと聞くと、皆さんはどう思うだろうか。通常は、景気の先行きに安心感を得るといったところだろう。しかし、トランプ大統領の耳には少し違って聞こえるに違いない。もっと摩擦を起こしても、経済に深刻な打撃を与えないから大丈夫そうだと考える。鉄鋼、アルミニウムの輸入制限、エルサレムへの米大使館の移転、イラン核合意からの離脱。今年3月から5月までの僅か3カ月間にこれだけの大胆な方針転換を行ってきた。それに6月の北朝鮮との首脳会談が加わる。

閲覧にはログインが必要です。→ .
五里霧中

EU情勢最前線 中空 麻奈 [ 特集カテゴリー ]

五里霧中 [ 第78回 ]

 五里四方にも及ぶ霧を五里霧という。ずっと見通しの悪い状況を指す。その中にいたら、どうすべきかの方針が立たず、手探りで何かをしな]ければならないような事態に追い込まれ、はっきりしない。

 いまのイタリアはまさに五里霧中。3月4日の総選挙の後、着々と組閣がなされているはずが、それぞれの政党が虎視眈々と自らの政権奪取を狙うため、牽制しあい、できたのは寄せ集め内閣。最初から再選挙の匂いがするという有様である。

 

閲覧にはログインが必要です。→ .