無差別殺人

平成事件簿 三沢 明彦 [ 特集カテゴリー ]

無差別殺人 [ 第13回 ]

平成20年9月、リーマン・ショックが世界を襲い、失業者が街に溢れた時、東京・日比谷公園には年越し派遣村が設けられた。派遣社員を切り捨て、企業は苦境を乗り切ろうとしたのである。流行語大賞には「ネットカフェ難民」が選ばれ、自殺者は毎年3万人台で推移していた。ホームレスに転落するか、死を選ぶか、あるいは犯罪者に身を落とすか。弱者は過酷な選択を迫られ、その中からは「誰でもいい」と社会に復讐しようとする者も現れた。

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~コロナ危機を乗り越えるための3つのステップ ①~

コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~ 中平 次郎 [ 特集カテゴリー ]

~コロナ危機を乗り越えるための3つのステップ ①~ [ 14 ]

緊急事態宣言が解除され、段階的に社会経済活動のレベルが上がっていく中で、全ての事業者には、感染拡大を予防する新しい生活様式を定着させることが求められています。また仮に、再度、感染の拡大が認められた場合には、厳しい行動変容の要請を求められることが想定されており、今現在、大変な思いをされていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。数ヶ月前には想像もできなかったような危機が、今襲ってきており、未だ、先がどうなるのか、見えていない状況です。誰もが不安に感じてしまうこのような状況ですが、いつ戻るだろうかと、じっと待っていてはいけません。

 

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リーダーがチームをリードする実践策①

中堅・中小企業のプレイングマネージャーの仕事術メソッド 小池浩二 [ 特集カテゴリー ]

リーダーがチームをリードする実践策① [ 第14回 ]

チームには共通の価値判断基準が必要

 

強い会社に共通するものとして、価値判断基準の共有化があげられます。価値判断基準とは、企業理念を基に判断していく基準と考えればよいでしょう。社長が何かを判断する時、トップしての価値判断基準に基づいています。社長と同じ様な判断が出来るチームリーダーの存在が、会社の強さのバロメーターになります。そのようなチームリーダーがいない社長は、全てにおいて自らが判断しなければなりません。それでは会社は強くも成長もしません。チームにも全く同じことがいえます。チームリーダーと同様の価値判断基準を持たないサブリーダー、メンバーの集団ならば、全てにおいてチームリーダーが判断するしか方法はありません。それではチームは動きません。

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真の働き方改革の追求で残業半減でも年収アップの実現 秋吉 正一 [ 特集カテゴリー ]

コロナに打ち克つ経営の為に経営者・経営幹部がすべき事とは [ 第5回 ]

コロナショックはリーマンショックをはるかに超える

 

非常事態宣言が解除され、次なるステージに移行しています。その一方、企業経営への影響への深刻化は加速しています。

 

トヨタの豊田章男社長が「今回のコロナショックはリーマンショックよりもインパクトがはるかに大きい」と厳しい認識を示し、来年3月期の営業利益の見通しが80%減益になると発表しただけでなく、20年1~3月期の営業損益は、ホンダは、56億円の赤字で、四半期では4年ぶりに赤字転落を発表。マツダも純損益が202億円の赤字で、7年9カ月ぶりとなる赤字転落との発表がありました。 

 

リーマンショック後の決算でトヨタは4610億円の赤字転落となったことはご存知だったでしょうか?

 

豊田社長は「リーマンショックの時よりも販売台数の減少は大きいが、企業体質の改善が進んでおり、黒字は確保できる見通し」とのとの考えを示しました。

 

皆さんの会社でもリーマンショック後の経営はいかがだったでしょうか?

 

豊田社長が強調した「企業体質の強化」を進めることができたでしょうか? 

 

 

コロナに打ち克つ経営とは?

 

リーマンショックをはるかに超える影響の中、「企業体質」の脆弱な企業は、上場企業においても事業部によっては衰退の道を進むことになります。

 

中小企業においては、大企業からの不合理の押し付けも加速される事が、容易に推測できます。生きるか死ぬかであるならば、この価格なら絶対受けませんとの強気な「戦う中小企業」としての姿勢が大事だと考えます。

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これまで人事労務が直面してきたことII

人事労務が経営に与える影響  ~事例が語る未来のあり方~ 三浦 才幸 [ 特集カテゴリー ]

これまで人事労務が直面してきたことII [ 第3回 ]

良い人材とは(続き)

 

 

「会社にとって良い人材について客観的に定義できますか」と前号で問いかけました。経営者にとっての「良い人材」とは、「利益を出してくれる」「給料などの待遇に文句を言わない」「こちらから指示しなくともちゃんと動いてくれる」といって項目が並んでくるのではないかと想像しています。

 もちろん最近では、個々人の業績について明確に処遇へ反映されるように人事制度を変更する企業も多々ありますので、昔のような「搾取」構造になっていないのも事実です。経営する側とすれば、「精一杯報いている」「リスクを回避するため内部留保も重要」と反論することも十分にあり得ることです。

では、経営側は個々人の貢献度を客観的に把握していると言い切れるのでしょうか? 経営側と働き手はいわば、真逆の関係です。そこのギャップを経営者の人間力とか、アットホームな会社という抽象的な言葉で補っている……そんな会社を見かけます。

 改めて問います、「会社にとって良い人材について客観的に定義できますか」

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2020年、世界と日本の景気はどうなる〈後編〉

2020年、世界と日本の景気はどうなる――米中貿易戦争下の大きな潮流変化を読む [ 特集カテゴリー ]

2020年、世界と日本の景気はどうなる〈後編〉 [ 株式会社武者リサーチ代表 武者 陵司 ]

日本のポジション

 

米中問題は来年にはかなりクリアになると申しましたが、中国は半導体が最大のネックであるとして国産化の強化を求めています。様々なハイテクを作るのに米国から物を買えないとなると、日本しかありません。例えば、半導体を作る製造装置に限れば、米国と日本で世界の市場のほぼ8割近くを支配しています。上位15社のうち、日本企業が8社ほど入っています。日本は中国が欲しい様々な技術、ビジネスモデルを持っている国なので、中国はどんどんすり寄ってきます。米国と中国が喧嘩すれば、日本が有利になるのは当然の成り行きで、日本こそ米中対決の鍵を握っています。日本が中国側につくと、米国はアジアから撤退せざるを得ません。鳩山政権はその素振りを見せたので、米国は驚き、激怒しました。しかし日本を追い込むと中国の味方になり、米国はお手上げです。それほど米国、中国にとって日本は大事な存在です。ものすごく有利な地政学ポジションにあります。

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100年企業を実現するための7つの原理原則

100年、200年企業を実現するための 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ 大井 大輔 [ 特集カテゴリー ]

100年企業を実現するための7つの原理原則 [ 第16回 ]

今月からは、100年企業を実現するための7つの原理原則について、紹介します。

 

 

7つの原理原則を発見するきっかけ

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