武者陵司の「ストラテジーブレティン」vol.44 「恒大集団経営危機、投資=債務拡大による成長ストーリーの終焉…
月別: 2021年9月
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「自民総裁候補者達の反経済主義にリスク」(武者陵司)
「モーニングセミナーを自家発電の機会として活用する」(澤田良雄)
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「中国本土企業の経営状態について」(真田幸光)
「農業の無限の可能性にかける!」(11/10、中森剛志氏、東京ライブ講演)
「中小企業はSDGsにどう取り組むべきか」(10/27、菊原政信氏、東京ライブ講演)
「福島から最先端技術の支援サービスと、食品を提供」(10/21、樽川千香子氏、SJC)
「“渋沢栄一”と“久坂玄瑞”」(10/26、一坂太郎氏、大阪ライブ講演)
「人生100年時代の勘所」(小島正憲)
「激変自民党総裁選、脱派閥力学、河野氏の公算」(武者陵司)
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「令和3年8月15日の靖国神社」(日比恆明)
【講演録】「アフリカのビジネス概観と南アフリカの今後の可能性」(石原圭昭)
「アフリカのビジネス概観と南アフリカの今後の可能性」
石原圭昭(よしあき)
(日本貿易振興機構(ジェトロ)ヨハネスブルク事務所長及びアフリカ総代表)
1990年に日本貿易振興会(現;日本貿易振興機構)入会。東京本部勤務の他、山形事務所、大分事務所所長も務め地域企業の輸出促進を支援。93-98年ポーランドのワルシャワ、2007-11年トルコのイスタンブール所長として勤務。2019年9月より南アフリカのヨハネスブルクに赴任し、現職として活躍。
■ジェトロの事業概要と、アフリカにおける拠点
私は1990年にJETRO(ジェトロ)に入社し、山形など国内と、海外はワルシャワ、イスタンブールに駐在し、今はヨハネスブルク(南アフリカ)で3ヶ国目になります。
ジェトロは経済産業省の傘下の貿易及び投資を促進する機関で、海外に76事務所(55ヶ国)、国内には全都道府県にあります。各県庁では国際的な展開のお手伝いをしてほしいということで、自治体からも予算をいただきながら運営をしている政府系機関です。
主に4つのミッションがあります。一つには、海外企業の対日投資の促進。今は特にイノベーティブなスタートアップの誘致に注力しています。海外には優秀なスタートアップ企業がたくさんありますので、それを日本に入れて、より日本経済の活性化を図る。
次に、各都道府県含めて食品の輸出が大きな目標の一つになっていますので、その支援。ここがジェトロとしては一番やっているところかなと思います。そして、食品以外の中堅中小企業の海外展開の支援。ここも南アフリカを含めいろいろな事業を行い促進しているところです。
あとは調査です。われわれの住んでいるアフリカの情報を皆さんにお届けする。また、パートナーとなりうる南ア企業を探すということも行っています。基本的にすべて無料で対応させていただいております。ただ、個別の企業の情報提供等になりますと調査する内容によっては有料でやらせていただいております。
アフリカには9つの事務所があります。私は、ジェトロのヨハネスブルグ(南アフリカ)におります。北から、ラバト(モロッコ)、カイロ(エジプト)、コートジボアール、ガーナ、ラゴス(ナイジェリア)、エチオピア、ナイロビ(ケニヤ)、モザンビークです。モザンビークは天然ガスの埋蔵が発見され、日本企業、特にエンジニアリング関係の日本企業が進出してこられています。ただ、北部では武装勢力が出てきており、陸上の天然ガスの開発準備が止まっています。
-発達障害傾向のある社員とどうコミュニケーションを取り、戦力化するか [ 特集カテゴリー ] 【 清話会講演録 】, ◆先見経済◆
【講演録】「発達障害の傾向のある人を雇用したら」(応用編)(小島健一)
「発達障害の傾向のある人を雇用したら」(応用編)
■紛争を予防するだけではなく、ピンチをチャンスに変える発想で
最近は、労働事件といわれる裁判の中で、社員の健康やメンタルヘルスに関わる事件が半数を超えています。それくらい、心と体の健康についての正しい知識やノウハウがないと、人を雇って働いてもらうことが難しい時代になっています。私も、お客様の人事労務のご相談に対し、多くの部分をこうした産業保健のコンサルティングに充て、さらに、人事担当や管理職をカウンセリングやコーチングで支援しているのが実際です。
女性の活躍はもちろん、外国人、障害者の雇用に始まり、がんやさまざまな生活習慣病、難病に罹った方でも働きたいという、病気と仕事の両立支援が、今非常に重要になってきています。今、特に30代の女性で不妊治療をしておられる方が増えていますので、女性に活躍してもらうためには、それもカバーしないといけない。そしてLGBT。こういったさまざまな、まさに多様性のある労働者を戦力とし、組織に包摂してメンバーとして活躍してもらうことが人事の本当に大きな課題です。