企業は「ひと・もの・カネ」が財産と言われてきました。従来の資産・資本として財務諸表上に載るのは、カネと土地や不動産など固定資産でしたが、最近は企業に働く「ひと」について大切な資本と捉えて、上場企業では統合報告書の中で会社が社員に対していかに対応しているかが記載されるようになりました。かつては、会社の資産価値の8割を土地不動産の評価でしていましたが、近年では、ひとやノウハウ、企業風土など無形なものが財産として評価されてきたとも言われています。
企業は「ひと・もの・カネ」が財産と言われてきました。従来の資産・資本として財務諸表上に載るのは、カネと土地や不動産など固定資産でしたが、最近は企業に働く「ひと」について大切な資本と捉えて、上場企業では統合報告書の中で会社が社員に対していかに対応しているかが記載されるようになりました。かつては、会社の資産価値の8割を土地不動産の評価でしていましたが、近年では、ひとやノウハウ、企業風土など無形なものが財産として評価されてきたとも言われています。
【講演録】清話会リモートセミナー 東京◆2023年08月08日(火)
「米国景気後退懸念と世界経済(前編)」
~米国、中国、そして日本経済の今後の見通し~
講師:島 義夫 氏 (LEC 会計大学院客員教授、博士(経営学))
東大法学部卒。
「東大から外資へ」のパイオニア。
ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーなどを経てドイツ証券マネージングデイレクターを歴任。
2005年に金融業界を卒業し、現在、大学院でファイナンス教員、環境省のグリーン・サステナブルファイナンス関連委員会の委員を務める。
新しい冷戦時代に突入日本にはチャンス
第二次大戦後の冷戦時代が40年、50年と続いて、その後、世界のグローバル化時代が20数年間続きました。しかし、この数年間でグローバル化時代も終わり、反グローバル化の時代が始まり、そこにウクライナ戦争が始まったことで新しい冷戦の時代が始まっているわけです。
粕取焼酎と近江商人
下しもつけのくに野国、栃木県は近江日野の蒲生家とも縁が深く、蒲生氏郷を先祖とする蒲生君平(1768年~ 1813年)の宇都宮にある蒲生神社は、今でも学問の神様として知られている。近江商人が下野国に根を下ろし、酒や味噌などの醸造業を定着させていったのは、そうした「他国商い」を受け入れる人々の土壌があったからであろう。それは、日光参りや日光街道の宿場町を有し、必然的に他国商いの交流があった土地だったことからもわかる。
「感謝の心」を話に生かす
組織活動の血流は、報告・連絡・相談の「必要なことを、必要な時に、必要な人に適切に施されるコミュニケーション」です。これが、どこかで詰まり、切れたら円滑、効率的な組織活動は望めません。ましてや、トラブル要因であったり、約束不履行であったなら信用は失われます。
江戸時代を彩った怪談話・妖怪変化
~第八回 タマシイとカラダ~
「魂魄(こんぱく)この世にとどまりて、恨み晴らさでおくべきかァ~っ!」
『東海道四谷怪談』におけるお岩さんの名台詞。「たとえ肉体は失われても、たましいだけはこの世にとどまって、恨みを晴らしてやる」という、断末魔の恐るべき宣言である。
【講演録】清話会セミナー 大阪◆2023年07月13日(木)
「〝獺祭〞という ブランドについて」
~現代だから出来る伝統産業の形~
講師:桜井 一宏 氏 (旭酒造株式会社 代表取締役社長)
1976年 山口県周東町生まれ。早稲田大学社会学部卒後、㈱平和入社。
2006年 旭酒造㈱入社、常務取締役就任。
2013年 旭酒造㈱取締役副社長就任。
2016年9月 旭酒造㈱代表取締役社長就任、現職。
山口県で、獺祭というお酒を造っている旭酒造の桜井と申します。今回は、私どものブランドについてお話をさせていただきたいと思います。
獺祭を作っている酒蔵は山口県岩国市の山の奥にあります。酒蔵の屋上から見ても、ぐるりと四方を山に囲まれていまして、少し人家が見えてもその半分は人が住んでいないような、そんな小さな村の中に私たちの酒蔵はあります。
そんな何もない地域で作っている獺祭というお酒ですが、日本酒業界全体が昭和49年からずっと売上が下がっている中で、おかげさまで非常に好調に伸ばさせていただいております。ただ、獺祭というお酒が登場して、いきなり売上が伸びて今の市場を作ったのかというと、そうではないということを知っていただきたいと思い、その辺りをお話しいたします。
千葉明の いま、この会社がおもしろい!
富士ソフト(9749)。独立系ソフト会社大手。自動車組み込みソフトに加え金融・流通系にも領域を拡大。急成長階段を駆け上がっている。久方ぶりに覗いてみようかと思ったキッカケは、『週刊ビル経営』の女性記者から聞いた「業界でも屈指の(オフィス・マンション用)無人受付システムを展開している」という話だった。
前期の大学の授業も終わり、大学4年生にとっては最後の夏休みを迎えています。日頃大学生と接していて感じるのは、入学してからは新型コロナの影響により授業も対面からオンライン
になり、学園祭等のイベントも中止となり本来の学生生活を謳歌できなかった世代でもあります。その間、教員や学生間でのコミュニケーションもSNSなどを中心としたものにシフトしまし
た。