【講演録】小島 健一氏「業績UPに繋げるパワハラ対策」
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【講演録】小島 健一氏「業績UPに繋げるパワハラ対策」

■清話会セミナー【東京】 2022年5月20日(金)

 

「業績UPに繋げるパワハラ対策」

DVD『織田信長と学ぶ 業績UPのパワハラ対策』上映と要点解説

 小島健一(鳥飼総合法律事務所・パートナー弁護士)

人事労務を基軸に、問題社員処遇から組織・風土改革、産業保健、障害者雇用まで、紛争予防・迅速解決の助言・支援を提供。メンタルヘルス不調やハラスメントが関わる深刻な案件も、早い段階から依頼者に寄り添い、解決まで支援。「さんぽ会」幹事、日本産業保健法学会理事。

 

■信長パワハラDVDと2つの動画コンテンツグレーゾーンを大事に

  よく皆さんは、パワハラ研修について、すごく堅苦しくて、「あれはダメ・これもダメ」と言われるだろう、というイメージを抱いています。しかし、今日ご案内する、私ども事務所が監修して制作されたDVD『織田信長と学ぶ 業績UPのパワハラ対策』(https://tcg-nobunaga.com/)は、要潤さんと壇蜜さんに主演していただき、エンターテイメントのプロに作っていただきました。

 要潤さん演じる織田信長が現代に蘇って社長として再び組織を率いることになるのですが、「二度とパワハラはすまい」と誓ったものの、またパワハラをしてしまう、そこで壇蜜さん演じるくノ一弁護士が社長室でこっそり信長社長にパワハラにならない部下指導の方法を指南するのです。テレビで放送できるほどのクオリティです。

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第40回『チームの成長にはチーム方針が必要』(小池 浩二)
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第40回『チームの成長にはチーム方針が必要』(小池 浩二)

 

■大飛躍の背景

現在の強い日本水泳界のターニングポイントになったのが、2004年アテネオリンピックの日本選手の大活躍です。アテネオリンピックで8つのメダルを獲得した競泳日本チームは、その大躍進の原因が「指導者層の若返りと指導方法の変化にあり」と世界中から絶賛されました。

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【特別寄稿】ロシアのウクライナ侵攻への中国の関わり方(松下 宏子)

■はじめに

トップに権力が集中している権威体制のもとでは中ロ両国は同じ行動を取ることである。習近平、プーチンの「合理性」が我々の合理性と価値観が全く違うことを認識する必要がある。

プーチンのウクライナ侵攻の理由がNATOの東方拡大への危機感とすると、2014年のクリミア戦争がうまくいき、クリミア半島を取れたことに合理性を求めたとすればプーチンの誤算はウクライナの抵抗と西側の激しい反応であった。

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「“国防”と“教育”」(7/8)竹本 三保氏
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「“国防”と“教育”」(7/8)竹本 三保氏

■清話会セミナー 

「“国防”と“教育”」

ー自衛隊と教育現場のリーダーシップー

 

竹本三保 たけもとみほ(竹本教育研究所長代表、元海上自衛隊中央システム通信隊司令)

1956年京都府城陽市生まれ、奈良女子大学卒。海上自衛隊幹部候補生入校(江田島)。97年2佐、2006年1佐拝名。厚木航空通信隊長、システム通信司令部群首席幕僚、自衛隊青森地方協力本部長、中央システム通信隊司令等を経て11年退官。12年大阪府立狭山高等学校校長。20年より現職。

 

■女性は船に乗れない時代

 海上自衛官を目指す

私は10代のとき、既に国防と教育が日本の2本柱だなと思っていました。その国力選択に影響を及ぼした2人の人物がおり、一人は亡くなられた中曾根康弘さん。私が中学生のときに防衛庁長官をやっておられて、日本は海に囲まれた国だから海上防衛が大事、というメッセージをどんと発せられ、非常に感化を受けました。

もう一人は私の父。もうだいぶ前に亡くなりましたが、15歳か16歳ぐらいで特攻隊、七つボタンの予科練に入り、教育を受けていました。本当は海軍兵学校に入りたかったけども、数学が苦手で入れなかったそうです。ところが予科練で生き残って最後は霞ケ浦に行きましたが、終戦後、何を思ったか電通に入ります。時代が変わると思ったらしく、一生懸命勉強して電通に入ったと言ってました。

そういう二人の影響から海上自衛官になりたいと思ったのですが、高校を卒業するときには、陸上自衛隊は入れましたが、海上と航空は女性を入れていませんでした。それで大学に行って、幹部候補生の試験を大学卒業時に受けました。

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