【講話採録】清話会 2023年7月 SJC-山口旅行会 特別講話
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【講話採録】清話会 2023年7月 SJC-山口旅行会 特別講話

講話採録】清話会 2023年7月 SJC旅行会 特別講話   

なぜ、松下村塾から維新の傑物たちが輩出したのか

われわれ一行は、松陰神社の昇殿にて正式参拝の後、外は土砂降りの中、上田名誉宮司の特別な計らいにより、幽囚ノ旧宅の前でお話を聞いて後、松下村塾の本来だと上に上がることはできない8畳ほどの講義室にご案内いただき、上田名誉宮司から吉田松陰の人となりや成したことについてお話を伺った。その内容を本誌誌面にて採録させていただくこととした。

  
  上田俊成〈うえだとししげ〉宮司

松陰神社 名誉宮司・顧問
昭和16年山口県生まれ。
國學院大
學卒業。
飯山八幡宮宮司、山口県神
社庁長、神社本庁理事、山口県文化連盟会長、神社本庁研修委員、山口県神社庁顧問等を歴任。
平成15年
松陰神社宮司を経て、28年同名誉宮司・顧問。
著書に『熱誠の人 吉田松
陰語録に学ぶ人間力を高める生き方』等。

 

松下村塾はなぜ世界遺産に選ばれたか
 ここ吉田松陰幽囚ノ旧宅(杉家旧宅)の幽囚室は、あちらのいわゆる松下村塾と呼ばれている小舎と合わせて「松下村塾」という名称のくくりで世界文化遺産に登録されています。ここ
が世界遺産なのはなぜかというと、松下村塾の始まりの部屋なんですね。

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【講演録】藤 重太氏「TSMCの強さと 台湾企業の強さの秘訣」
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【講演録】藤 重太氏「TSMCの強さと 台湾企業の強さの秘訣」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2023年06月29日(木)

「TSMCの強さと 台湾企業の強さの秘訣」
     ~台湾式「国益」のつくり方~

 講師:藤 重太 氏  (日台交流、国際経営アドバイザー)

1967年東京生まれ。
1986年単身で台湾に
渡り、国立台湾師範大学国語教学センターに留学。台湾大学国際貿易学部卒業。
1992年香港にて創業、現在まで㈱アジア市場開発の代表として28年間アジアビジネスをサポート。
台湾歴37 年。現在、台
湾シンクタンク「台湾日本研究院」の主任研究員もしている。

 

 皆さま、こんにちは。私は両親とも日本人(笑)で東京都江戸川区生まれです。千葉県の成田高校を卒業し18歳で単身台湾に留学しました。国立台湾師範大学で中国語を学び、台湾大学の国際貿易学部を卒業しました。卒業後、中国、香港を視察した後に25歳で起業しました。主な経歴の一つが講談社の100%子会社の台湾講談社メディアというところで5年ほど総経理(GM)を務めました。現在は台湾日本研究員という台湾のシンクタンクの主任研究員をさせていただいております。また台湾で2番目に古く、台湾の三大教育出版社のひとつ「南一書局」の顧問や台湾に進出している日本企業の顧問なども色々とさせていただいております。

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第17回 開拓精神とイノベーションのDNA:イトーキ   千葉 明(2023.08月)
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第17回 開拓精神とイノベーションのDNA:イトーキ   千葉 明(2023.08月)

千葉明の いま、この会社がおもしろい!

 イトーキ(7972)。多岐に渡るオフィス用家具の大手。製販一貫体制を敷いている。1890年に故伊藤喜十郎氏によって創業された。その歴史は130年を超える。
 当初は輸入品販売や、特許商品の受託販売を展開していた。現社長の湊宏司氏は「イトーキの根幹にあるのは、開拓精神とイノベーションのDNA。それは一貫して変わっていない」とし、こんな事例を引き合いに出す。

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第18回 訪問時の謝念が生きる話し方の極意   (澤田良雄)
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第18回 訪問時の謝念が生きる話し方の極意   (澤田良雄)

「感謝の心」を話に生かす

 「こんにちは。お久しぶりです」「お待ちしていました」と互いに歩み寄り、握手、肘タッチを交わす一言は実に嬉しい。「今回もパートナーシップを生かして実効ある研修を創りましう。どうぞよろしくお願いたします」と訪問の目的を確認しての対面型打ち合わせの機会も多い昨今です。この際の効果的なやりとりは「わざわざ機会をいただきまして……」の感謝の心で互いにビジネス成果を創り出す話し方です。その実践の極意を5点提起します。

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第7 回 ウクライナは勝っているのか? (高島康司氏)
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第7 回 ウクライナは勝っているのか? (高島康司氏)

第7 回 ウクライナは勝っているのか? 

 日本の主要メディアではあいかわらずウクライナ軍の反転攻勢が進み、着実に領土を奪還しているというイメージの報道が多いが、現実はそのようにはなっていない。

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第六回  実は官能的なまでにアンリアリスティックな「盆踊り」 (高山 宗東)
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第六回  実は官能的なまでにアンリアリスティックな「盆踊り」 (高山 宗東)

江戸時代を彩った怪談話・妖怪変化
~第六回 実は官能的なまでにアンリアリスティックな「盆踊り」~

 お盆といえば幽霊の「旬」真っ盛り、映画や芝居では『四谷怪談』や『牡丹燈籠』が板に乗り、アミューズメントパークではお化け屋敷が大人気で、若者たちは夏休みを利用して廃墟や山奥のトンネルへ肝試しに向かう―なにゆえに日本人は、お盆になると怪異に魅かれていくのだろう?

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第52回 リーダーがメンバーに植え付ける問題解決の思考回路  (小池浩二)
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第52回 リーダーがメンバーに植え付ける問題解決の思考回路  (小池浩二)

問題とは
 基本的に「目標・理想・在るべき姿」があるから問題点が発生します。
 目標・理想・在るべき姿に対して、現状の状態が(よくない状態、悪い状態、もっとよくできると思う状態、迷惑をかけている状態)ならば、そこにギャップ=問題が出ます。つまり、○○がない、○○ができない、○○が不足、○○が不備、○○が不徹底、○○が不適、○○が未達成と言われる場合です。

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第28回 会社の生存分岐点  小池浩二
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第28回 会社の生存分岐点  小池浩二

会社の生存分岐点

「Man strategy :人戦略」
 生存分岐点のキーファクターとなるW・M・Pバランス。会社は人員が増えるから成長するのではなく、「仕事」が増えるから成長していくことが基本原則。しかし、増加した仕事を捌くためには、仕事ができる人の増加が求められるが、すぐには対応できないから様々な問題が発生する。

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【第41回】生成AI の現在とリテールでこれから起こること (菊原政信)
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【第41回】生成AI の現在とリテールでこれから起こること (菊原政信)

~わずか1 ヶ月で起こった破壊と創生の軌跡~

 前回までシリーズで生成AI について語ってきましたが、今回は6 月22日、第58 回目となるNext RetailLab フォーラムが開催されたのでその模様をお伝えします。今後さらなる生成AI の可能性が広がり社会に浸透していきますので、今後それに対してどのように活用していけばよいのかそのきっかけについて見ていきます。
 今回は生成AI のその現在地を見据えながら、講師としてTANREN ㈱代表取締役の佐藤勝彦氏を迎え、短期間で起こった破壊と創生を踏まえて、独自の知見を共有してもらいました。

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【講演録】内田 治氏「上手な文章の 書き方・作り方」
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【講演録】内田 治氏「上手な文章の 書き方・作り方」

【講演録】清話会セミナー    大阪◆2023年05月18日(木)

「上手な文章の書き方・作り方」
     ~文章は明確・正確・的確の〝三確〞~

 講師:内田 治  氏  (文章工房、フリーライター)

1941 年愛媛県松山市生まれ(現奈良県在住)。
愛媛大学文理学部法学科卒業。
刊工業新聞社編集局入社。松山支局を皮切りに和歌山市局長、編集局地方部課長、業務局副部長、編集局編集委員等を経て1995年退社。
1996年㈱カナオカ機材入
社、2020 年退社。
この間に、大阪産業大
学講師を務める。

はじめに
 私は大学を出てから新聞社で30年間記者をやりまして、その後カナオカ機材での24年間も含めて、60年近く文章に関わってきました。
 言葉は時代とともに変わっていくものです。今使っている言葉も昔からすれば、間違った言い方だとしても、今みんながしゃべっていたらそれが正しい言い方になるのです。現在、新聞や雑誌を読んだりするときに、今まで思ってもいなかった表現の仕方があったりもしますが、今、基準と認められている言葉や文章についてお話していきます。

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