経営の基本は「武道家ファースト」と語る木村代表
剣道、柔道、空手……と言えば日本が誇る武道であるが、今や海外でも競技人口が多い。ロシアのプーチン大統領も柔道の黒帯で有名で、武道は世界中でスポーツとしても精神文化としても愛されている。今回はその武道具の製造販売で世界を席巻する京都市の株式会社東山堂に木村隆彦代表を訪ねた。
羽ばたけ! 関西企業 永岡 俊哉 [ 特集カテゴリー ] 羽ばたけ!関西企業
経営の基本は「武道家ファースト」と語る木村代表
剣道、柔道、空手……と言えば日本が誇る武道であるが、今や海外でも競技人口が多い。ロシアのプーチン大統領も柔道の黒帯で有名で、武道は世界中でスポーツとしても精神文化としても愛されている。今回はその武道具の製造販売で世界を席巻する京都市の株式会社東山堂に木村隆彦代表を訪ねた。
鈴鹿久美子 [ 特集カテゴリー ] 時論
選挙は選ばれなければバッジが付きません。白黒はっきりと出る結果に自らをさらし続ける政治家は、「勝ち続ける人」でもあります。秘書時代、仕事を通して出会う「業界トップ」として活躍される一流の人々もまた同じ流儀を貫いておられました。
住む世界は違っても、トップに立つ人には共通する「魅せ方」を持っています。
「ハラ・ハラ社員」から会社を守れ [ 特集カテゴリー ] ハラハラ社員
前回は「ハラスメントはなぜ起きるのか?それは感情、関係性、価値観(ハラスメントの3K)によって発生する」ということをお伝えしました。
今回は予防策についてお伝えしていきます。
ハラスメント2.0における最大の予防策は関係性構築と組織風土づくり
従来のように加害者と被害者が明確に分かるようなケースではなく、本当にハラスメントなのか? と判断が難しいケースや、「ハラスメントという大義名分を武器にむやみにハラスメントを主張することで組織全体のパフォーマンスを下げてしまう行為」であるハラ・ハラ(ハラスメント・ハラスメントの略)が増えていることからこれをハラスメント2.0と言います。
経営者のための営業マネジメント塾 営業部をよくするには健康診断が必要! 藤本 篤志 [ 特集カテゴリー ] 経営者のための営業マネジメント塾
健康診断結果を参考にしない例
ある個人宅営業部のコンサルティング現場のワンシーン――。
「先月、初めて活動分析結果が出ました。それを見ていますと、まず、訪問商談時間の1日平均が116分と、とても少ない商談時間なのですが、この原因分析をお願いします」
経済動向最前線 熊野 英生 [ 特集カテゴリー ] 経済動向最前線
政府の経済見通しは常に強気と相場は決まっている。2017年度は実質1.5%、名目2.5%である。16暦年の速報では、実質1.0%、名目1.3%と見通しに達していない。
もっと先々の政府の中長期試算では、経済再生ケースとして、18~20年度実質2.0%、名目3.5%とさらに強気だ。人口の先行きは毎年▲0.45%ずつ減少することが見込まれているので、政府の見通しを実現するには1人当たり名目成長率が毎年4.0%程度にならなくてはいけない計算だ。
日銀は、金融緩和で2%の物価上昇を実現すると言っているが、これを信じている民間人はほぼいない。政府の成長戦略は、4年前に比べて完全に熱が冷めた気がする。数字だけが極端に背伸びをして、皆が改革を信じなくなっている。
DESIGN MANAGEMENT デザインがつくる経営 [ 特集カテゴリー ] デザインマネジメント
こんにちは、田子學です。去る4月23日、山梨県甲州市勝沼町にMGVs(マグヴィス)ワイナリーがオープンしました。弊社はこのワイナリーのクリエイティブパートナーとして、ブランディング全般を担当させていただいております。
このワイナリーを運営する塩山製作所ですが、実は1953年創業、半導体製造加工を中心に挑戦を続けてきたモノづくり企業です。切削や研磨加工の独自技術によって「半導体ウェーハ」をより薄く、より小さくすることに挑んできました。
EU情勢最前線 中空 麻奈 [ 特集カテゴリー ] EU情勢最前線
太公望が周に仕官する前、仕事もせず本ばかり読んでいたため、離縁された。その後太公望が出世したため、元妻は復縁を申し出た。水の入った盆を持ってきた太公望は、その水を盆に戻せたら復縁すると答えたが、戻せる由もなし。転じて1度起きてしまったことは2度と元には戻らないことを言う。
「これは歴史的瞬間で、後戻りすることはない」。2017年3月29日、メイ首相は欧州理事会のトゥスク大統領に書簡を送付、EU離脱に意向を正式に通告。リスボン条約第50条の発動によりプロセスを開始した。2年間の交渉期間を経て、19年3月末までに離脱を完了するスケジュールである。
伝説の営業ウーマンが教える 女性目線の生かし方 高塚 苑美 [ 特集カテゴリー ] 女性目線
みなさん、ゴールデンウイークはどのようにお過ごしですか。「働き方改革」や「生産性」がテーマとなり、プレミアムフライデーまで登場したこのごろですが、みなさんの働き方は変わったでしょうか。
今号は、日本の女性活躍の変化について少し考えてみたいと思います。
経済動向最前線 [ 特集カテゴリー ] 経済動向最前線
最近の働き方改革では、長時間労働を是正すれば、自然と生産性が上がるという論調がある。これをマクロで考えると、何の根拠もない。むしろ、総労働時間が減って、家計所得も落ちる。1988年に週休2日制の導入が広がって、労働時間が短くなり、潜在成長率が低下したことは有名だ。私たちは、働き方改革とは別に、生産性上昇の策を具体的に考えていかなくてはいけない。
生産性上昇のために必要なのは、投資と技術とされる。企業が新しい成長のための変革を進めて、労働者1人当たりの設備資本ストックを増やす、つまり資本設備率の向上が望まれる。
EU情勢最前線 中空 麻奈 [ 特集カテゴリー ] EU情勢最前線
中国趙の国が燕の国を攻撃しようとしているときのこと。燕王が「ハマグリの肉を食べようとしたシギは、ハマグリに嘴(くちばし)を挟まれた。互いに譲らず睨(にら)み合っていたら、漁師がやってきて、苦労せずに両方とも捕えてしまった」と説くと、趙王は第三国の秦が得することを怖れて燕への攻撃をやめた。ここから、当事者同士が争うなか、第三者が利益をさらってしまうことを漁夫の利と言う。
フランス大統領選挙がにわかに金融市場に影響をもたらすようになっている。フランス国債が売られ、債券価格が落ち始めた。選挙前にポジションを中立に戻しておくのは投資家の一般的行動だが、それだけフランス大統領選挙の様子が混沌としてきたことの証左でもある。
フランス大統領選挙は4月に第1回投票、5月に第2回投票が行われる。
豊島逸夫 [ 特集カテゴリー ] 時論
1つ目、離脱するTPPからPPPへ。1兆ドル規模のインフラ建設計画の財源を、国債発行ではなく、民間マネー活用に求める。特に2.5兆ドルにも達する、米国多国籍企業が海外に内部留保しているマネーを本国回帰させるために、米国内への送金に対する課税を大幅に引き下げる計画だ。ただし、官民共同インフラ計画は、数年かかる話ゆえ、国民が、納得する結果が出るまで、焦れずに待てるか。忍耐が試されよう。
経営者のための営業マネジメント塾 営業部をよくするには健康診断が必要! 藤本 篤志 [ 特集カテゴリー ] 経営者のための営業マネジメント塾
あぁ勘違い経験の積み上げの意味
NHK「総合診療医ドクターG」という番組がある。2010年に第1シリーズがスタートし、今年が第8シリーズになる人気番組だ。番組内容を簡単に言えば、ベテランの医師が講師(指南)役で、新人の医師3人ほどが回答役に設定され、講師役が実際に関わった症例が再現ドラマとして映し出され、新人医師がその病名を特定していく、というプログラムだ。
この番組の面白いところは、同じ再現ドラマを見ているのに、新人医師が推察する病名が、医師によって違うことだ。当たり前のことだが、実際には1つの病名しかなく、もちろんのこと講師役は、特定した病名に適応した処置をして再現ドラマのモデルになった実在の人物を助けている。
番組は、講師役が回答をした新人医師たちにいろいろと質問を浴びせ、新人医師たちが判断したことがミスだったことに気づかせ、何度も再現ドラマを見直し、何度もそのようなやりとりをしていく過程で、新人医師たちの診断が統一してくるというストーリー展開となっている。
1つの判断を導き出すために、いかに豊富な知識を駆使して慎重に行わなければならないか、という論理的思考法の「頭のなかの見える化」が人気の秘訣だと思われる。見ている我々素人も医師の卵になったかのように気がつけば必死に頭を使っているので、頭の体操にもなっているところも面白い仕掛けだ。
さて、この話が営業という仕事とどのように関わるのか?
伝説の営業ウーマンが教える 女性目線の生かし方 高塚 苑美 [ 特集カテゴリー ] 女性目線
4月になりましたね。日本ではこの時期、新年度が始まって社内でも異動や新規プロジェクトなど、立場が変わる方も多い時期。今回は、この春から「女性活躍」をお考えの方に、女性に選ばれる会社づくりについてお話していきたいと思います。
ちょうど今から1年前、2016年4月1日に「女性活躍推進法」が施行されました。それ自体はご存知の方も多いと思いますが、具体的に何が変わったのか、自社にとって何をどうしていけばいいのかとお悩みの方もいるかもしれません。
もともとこの法律が制定された背景には、「M字カーブ」と言われる日本人女性の就業状況の特徴がありました。日本人女性の年齢階級別の労働力率(15歳以上の人口に占める働く人の割合)をグラフで表したもので、20代でピークに達し、その後30代の出産・育児期に落ち込み、子育てが一段落した40歳代で再上昇するため、アルファベットの「M」のかたちに似た曲線を描く傾向が見られることからそう呼ばれています。
また、日本は諸外国に比べて女性の社会進出や管理職への登用が進んでいないという点がありました。そこで、具体的には次の4項目について、現状を把握し改善に向けて行動計画を立て実行していくことが義務化されたわけです。その項目とは、①女性採用比率、②勤続年数の男女差、③労働時間の状況、④女性管理職比率の4つです。これにより、従業員数が300人を超える企業は、女性登用について数値目標を含む行動計画の作成と公表が義務づけられ、300人以下の企業は努力義務が課せられました。
では、それから1年が経とうとしている今、十分に改革は進んだのでしょうか。相変わらず、結婚後、初産のタイミングで仕事を辞める女性の割合は60%を超えますし、地方へ行けば、まだまだ「女性はパートで十分」という考え方が男女ともに主流だったりもします。
そこで今回は、企業の大小問わず、女性が生き生きと活躍している現場の事例を挙げていきながら、女性が活躍できる職場環境とは、どんな環境なのかを考えていきましょう。
DESIGN MANAGEMENT デザインがつくる経営 [ 特集カテゴリー ] デザインマネジメント
こんにちは、田子學です。先日、私は徳島県・上勝町を視察しました。同町は人口1617人(2017年2月1日現在)の小さな町です。ITを使った「葉っぱビジネス」をご存知の方も多いことでしょう。これは日本料理などで添えられるモミジなどの葉っぱや枝花といった「ツマモノ」を栽培し成功を収める事業者が話題になりました。
そんな上勝町が03年に掲げたのが「ゼロ・ウェイスト政策」です。
「ハラ・ハラ社員」から会社を守れ [ 特集カテゴリー ] ハラハラ社員
2月19日に「千原ジュニアのキング・オブ・ディベート」という番組に出演してきました。「許せる!? 許せない!? セクハラ、パワハラの線引き」というテーマでタレントの方々と議論し合う3時間の生放送番組でした。
このテーマにあるようにセクハラ、パワハラの線引きは難しいということが重要なポイントで、特にパワハラは指導とパワハラの境界線が明確ではないため、パワハラではないと思ってやったことでもパワハラ扱いされることが増えてきています。
ハラスメント問題が起きると会社としても対応をせざるを得なくなるため多大な労力が強いられます。そこで今回はハラスメントが起きたときにどのように対応すればいいのか、起こさないためにはどうしたらいいのかについて、2回にわたってお伝えしていきたいと思います。
羽ばたけ! 関西企業 永岡 俊哉 [ 特集カテゴリー ] 羽ばたけ!関西企業
「便利な店」を英語にした「コンビニエンスストア」、通称コンビニ。そのコンビニをさらに便利に、身近に、既存店の問題点を解決するように取り組み、オフィス向けにサービスを提供している会社が大阪にある。今回はこの「ちいさなコンビニ」事業を展開するホーム株式会社の大薮孝志代表を訪ねた。