第12 回 構造転換する中国 (高島康司氏)
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第12 回 構造転換する中国 (高島康司氏)

第12回 世界を深く読む視点

構造転換する中国

 
 

 いま中国経済が注目されている。不動産バブルの破綻と個人消費の低迷に見舞われている中国は、1990 年代のバブル崩壊後に似た長期の低迷に陥るのではないかと懸念されている。「日本化」だ。

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第11 回 植民地主義の象徴となったイスラエル (高島康司氏)
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第11 回 植民地主義の象徴となったイスラエル (高島康司氏)

第11回 世界を深く読む視点

植民地主義の象徴となったイスラエル 
 

10月7日のハマスの攻撃から始まったイスラエルによるガザの空爆と攻撃は止まることを知らない。

もちろんこれまでにもイスラエルによるガザ攻撃は何度もあり、抗議運動も幾度となく起こっていた。しかし、今回の激しいイスラエル非難の背景を見ると、かつてとは大きく異なる状況が存在していることが分かる。それは、BRICSの拡大とともに始まっているグローバル・サウスの国々の急速な成長と発展である。

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第9 回 誰がプリゴジンを殺害したのか? (高島康司氏)
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第9 回 誰がプリゴジンを殺害したのか? (高島康司氏)

第9回 誰がプリゴジンを殺害したのか?

1)プーチンの命令6月23日のプリゴジンの未遂クーデターを裏切りと見たプーチンは、コントロールが効きにくいプリゴジンの排除を決めた。「ワグネル」はプーチンに近い勢力がコントロール。
2)フランス、アメリカなどの西側勢力アフリカにおける「ワグネル」の力を弱め、アフリカにおける権益を確保するためにやった。
3)ポーランドやウクライナの情報機関「ワグネル」はベラルーシ軍を訓練し、ポーランド国境に配備されている。ベラルーシにおける「ワグネル」の力を弱体化するためにやった。
4)「GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)」の仕業「ワグネル」内部の権力闘争。「ワグネル」を結成したのは「GRU」。コントロールが不能になったプリゴジンを排除し、「ワグネル」を完全に掌握するために行った。

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第8 回 不況入りの可能性のある米経済 (高島康司氏)
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第8 回 不況入りの可能性のある米経済 (高島康司氏)

第8 回 不況入りの可能性のある米経済

 8月1日、大手格付け会社フィッチ・レーティングスは米国の外貨建て長期債務格付けを最上位の「トリプルA」から1段階低い「ダブルAプラス」に引下げを発表した。一時は12年前の格下げのときと同様の世界同時株安になるという予想もあったが、影響は限定的なものに止まった。米経済は予想以上に強い。

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第7 回 ウクライナは勝っているのか? (高島康司氏)
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第7 回 ウクライナは勝っているのか? (高島康司氏)

第7 回 ウクライナは勝っているのか? 

 日本の主要メディアではあいかわらずウクライナ軍の反転攻勢が進み、着実に領土を奪還しているというイメージの報道が多いが、現実はそのようにはなっていない。

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第6 回 Changing World Order (高島康司氏)
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第6 回 Changing World Order (高島康司氏)

第6 回 Changing World Order

 懸念されたアメリカの債務上限引き上げ問題だったが、上下両院で可決された。しかし、当面はデフォルトのような極端なことはないものの、これでアメリカが構造的に陥っている危機が解決したわけではまったくない。

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第4回 シンギュラリティ元年の2023 年 (高島康司氏)
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第4回 シンギュラリティ元年の2023 年 (高島康司氏)

第4 回 シンギュラリティ元年の2023 年

 どうも2023年に我々はこのシンギュラリティの出発点にいるようだ。
 昨年の11月に「OpenAI」というスタートアップが出した「ChatGPT」がある。「ChatGPT」は、ユーザーが入力するあらゆる質問に答える能力がある。これを使うと、司法試験の問題や大学院レベルの試験、科学論文の要約、本の執筆、作曲、プログラミング、そして占いまで、知的な作業の多くを実行する能力が「ChatGPT」にはある。

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第3回 中国外交部が発表した驚愕の外交文書 (高島康司氏)
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第3回 中国外交部が発表した驚愕の外交文書 (高島康司氏)

第3回 中国外交部が発表した驚愕の外交文書

 ウクライナ戦争で、中国をめぐる動きが激しくなっている。2月22日、ロシア訪問中の中国の外交担当トップ、王毅共産党政治局員は、モスクワでプーチン大統領と会談した24日には、ロシアのウクライナ進攻から1年に合わせ、中国が自国の立場を示す文書を発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領は中国の和平案を一蹴したものの、習近平主席との会談を計画しており、中国に期待する姿勢も見せた。

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【新連載】第1 回 ロシア軍の全面攻勢はあるか?  (高島 康司)
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【新連載】第1 回 ロシア軍の全面攻勢はあるか?  (高島 康司)

【新連載】世界を深く読む視点
 第1 回 ロシア軍の全面攻勢はあるか?

 新しい年が明けた。2023年は昨年を上回る激動の年になる可能性が高い。
 やはり変化の中心になるのは、いまだに収束のメドが立たないウクライナ戦争である。政治交渉による和平が見えてくるのか、それとも第三次世界大戦さえ予感させるような危機へとさらに発展するのか決まる今年は結節点になるようだ。

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