第14 回  学ぶ感謝での聴き方の極意  (澤田良雄)
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第14 回  学ぶ感謝での聴き方の極意  (澤田良雄)

「感謝の心」を話に生かす

 

 「きく」という言葉は、聞く、聴く、訊く、の三通りの文字を使います。「聞く」は一般的な聞き方、「聴く」は注意深く、十四の心と耳で心を汲み取ることを意味します。従って「傾聴は愛なり」の「愛」は、心が中心にあり、その上と下を合わせると「受」となり、心を受け止める聴き方を表します。そして、「訊く」とは、不明点や疑問点を問いかける新たな学びを積極的に聴く働きかけです。従って、聴く・訊くことは学ぶ感謝心での相手との信頼関係を創る施しなのです。
 では,その実践法は……確認してみましょう。

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第13 回 褒め上手は感謝の伝え  (澤田良雄)
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第13 回 褒め上手は感謝の伝え  (澤田良雄)

「感謝の心」を話に生かす

褒め上手も感謝の心が生きた話法の実践です。それは話したこと、指導したこと、依頼したことに対する実践を認め、労い、感謝の心の伝えだからです。
 例えば、指導された部下は、その実践により二つの欲求が発生します。一つは、「指導されたことをしっかりやっています」、もう一つは「これだけうまくなりました。お客様からも喜ばれました。この成長ぶりを評価して下さい」であり、誰でも持つ、認められたい、好かれたい、役割を果たしたいとの承認の欲求です。ですから、褒められることを求めているのです。

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第12 回  異見を生かし合う会議での感謝話法  (澤田良雄)
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第12 回  異見を生かし合う会議での感謝話法  (澤田良雄)

 新たな年、新たな想いの推進には集知を結集し、決定事項を推進していくことです。それには「会して議さず、議して決せず、決して行わず、こんな会議は御法度です。会議出席方法は、集合、オンライン……様々ですが、出席者としての責任、及び貢献を楽しむ上でも感謝話法は必須となります。それには、「出席の機会をいただきまして、ありがとうございます」と選ばれ、発言の機会をいただけたことへの感謝の心に基づく話し方の実践です。
その極意は次の6点です。

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第11 回 感謝の心が生きた上手な説明法  (澤田良雄)
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第11 回 感謝の心が生きた上手な説明法  (澤田良雄)

「説明が不十分」「説明責任が果たせていない」の言葉は、「もっと理解したい」との傾聴意欲があってのことです。こんなありがたいことはありません。従って、その期待に感謝し、真摯に話すことが肝腎です。それは、新たな協力を得る起点だからです。

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第10回 起業時、謝念が生きた話が 味方を創る(澤田良雄)
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第10回 起業時、謝念が生きた話が 味方を創る(澤田良雄)

生涯現役の選択した生き方の一方法に「起業」があります。それは、職業人生で磨いてきた専門能力、知識、人脈、経験を生かして新たな想いの挑戦です。
 筆者は地元「創業塾」の講師団として長年携わってきました。塾では、起業にあたって、提供する商品・サービスの売上げ・利益の見込みを見据え、場所、設備、資
金繰りはどうする、その具体的手法学び、ビジネスプランに集大成します。
 これらの学びを実現する上での必須スキルはビジネコミュニケーションです。その柱は2つあります。

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第9回 感謝の心が生きる「おかげ様づくり」(澤田良雄)
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第9回 感謝の心が生きる「おかげ様づくり」(澤田良雄)

ベテランとは、「さすがの技術力・専門力を深く、広く持っている人」「経験豊富な人」として一目置かれる存在で、2つの強みのパワーがあります。
一つは専門力で、エキスパート、スペシャリスト、匠、あるいはマイスターなどと称される力量です。もう一つは豊富な経験の関わりで磨かれた人間力です。例えば、人徳、対人関係力、人脈、気が利く言動、職業経験を通しての哲学、座右の銘による事の良し悪しの判断力などがあります。

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第8 回 謝念豊かな人間味が 社外人脈を生かす(澤田良雄)
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第8 回 謝念豊かな人間味が 社外人脈を生かす(澤田良雄)

 実績を生み出すリーダーは専門力と人望を魅せています。そこには、理論やスキル、テクニックを踏まえつつもそれらを超えた豊かな人間性、品格、人徳が伴います。その元は、謝念豊かな話す力です。例えば、感謝の心を生かしたひと言であり、問いかけ、意見の求めに応じた対話、そして、機会をいただいてのプレゼンテーションです。
 この実践が、メンバーのやる気、安心感、尊敬や信頼、さらには心服を得ることになります。だからこそ、いざという時の協力要請に対応いただき、強い協力を得て、結果を生み出します。「皆さんのご協力のおかげです。ありがとうございました」と満面の笑みで深々とお礼を述べ、喜びを分かち合うのです。

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【第6回】リーダーの実績形成は協力依頼時の話し方が生きる (澤田 良雄)
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【第6回】リーダーの実績形成は協力依頼時の話し方が生きる (澤田 良雄)

 なんといってもリーダーの楽しみは集団力を生かした実績形成です。このことはスポーツ界の監督、指導者あるいは舞台、映画、指揮者、各種イベント責任者でも同様です。特に難関の時にこそ発揮される協力メンバーが一丸となって創り出す奇跡もあります。この時、リーダーとして、「皆さんの心からの協力のおかげです。本当にありがとうございました」と声を詰まらせながらも感謝の言葉のべる瞬間は感動の極みです。

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第5回 新人時代の守(基本)は感謝の心で学び上手(澤田 良雄)
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第5回 新人時代の守(基本)は感謝の心で学び上手(澤田 良雄)

「感謝の心を」話に生かす

第5回 新人時代の守(基本)は感謝の心で学び上手

 

 職業人生においてプロと呼べるレベルになるためには、成長段階として、守・破・離の3つの段階があります。守は基本、破は改善、そして離は新、初、独自の事柄の産み出しです。新人時代は守、だからこそ基本を正しく修得し、信用を得て任され、責任持った一人前になることです。その第一歩は、期待に応えて、現場で認められ、存在感を示し、将来に向けた目標、希望、夢の自己の想像図に向けて、土台をしっかり創り上げることです。

そのためには常に感謝の心で育てていただく楽しみです。その実践は上司や先輩、お客様ヘのひと言に謝念を込めることです。

例えば、

①「はい」という学びの機会を頂く素直なひと言

②「お願いたします」という依頼の言葉

③「ありがとうございます」の感謝の言葉

④「ごめんなさい」のうまくいかなかったときの反省の言葉

⑤「おかげさまで」という成長できた謙虚な言葉 …

があります。

この言葉には、お忙しい中、育てていただく感謝であり、他部署、他社に伺った時の「お会いできる時間を配慮いただき、ありがとうございます。新人ですが、どうぞよろしくお願いいたします」との心の届けです。この「よろしくお願いします」には、「お導きください」という意味合いも込められています。

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 第4回 「稼ぐ力」を得る感謝話法の活用 澤田 良雄
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 第4回 「稼ぐ力」を得る感謝話法の活用 澤田 良雄

「感謝の心」を話に生かす

 第4回 「稼ぐ力」を得る感謝話法の活用

 

◆生涯現役で活躍する決め手を持つ

人生100年時代、いかに生涯現役で活躍する自身を育て上げるかが問われています。それには二つの決め手を磨き上げ「稼ぐ力」とすることです。

その一つは専門力です。これには、専門知識、技術(匠の技、多能性、独自性、応用性)、開発力(経験を生かした改善・改革、創造性、破壊と創造、挑戦と継続による結実)という要素があります。さらに仕事以外の特技も加わってきます。いわば、自身の売りもの、「稼げる力」です。

もう一つは人間力です。これには、人間味(感受性、包容力、謙虚さ、人望)、協力をとりつける掌握力(信頼性、適切な評価、感謝心)、指導力(是々非々の育成・感化力)、人徳(利他の施し、倫理的実践観)という要素があります。

この2つの軸を持った人は「憧れの人」であり、現在でも将来でも頼られる人として、存在感があります。

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