人質司法

平成事件簿 三沢 明彦 [ 特集カテゴリー ]

人質司法 [ 第11回 ]

剣と天秤(てんびん)を手にした正義の女神テミス像は全国の検察庁に飾られ、「剣なき秤(はかり)は無力、秤なき剣は暴力にすぎない」と教えている。女神が目隠しをしているのは、犯罪者の顔を見ずに罰を下すため。富者も貧者も、法の下では誰もが平等という理念を表しているという。

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