全社員でマネジメントを動かし成果を出している企業の事例

中堅・中小企業のプレイングマネージャーの仕事術メソッド 小池 浩二 [ 特集カテゴリー ]

全社員でマネジメントを動かし成果を出している企業の事例 [ 第5回 ]

何故、中小企業の組織はバラバラなのか?

 

 会社は何もしなければ潰れるように出来ています。中小企業に共通する組織運営の問題点は、組織を統一させる仕組みやルールと基準が出来ていないからです。組織運営とは、「チームの目的・目標達成に向け、リーダーがメンバーの力を活用して業績を上げる」事です。組織そのものには、1つの共通目的・目標に向かって人の能力を結集されるところに運営のポイントがあります。経営基盤をつくるとは中小企業の弱点である「やり方がバラバラ」・「ノウハウが会社にない属人化」・「特定の人に依存するマンパワー化」・「決めた事が継続しない」等を解決していく事です。つまり、多くの社員にとって、当たり前の事が出来やすい環境をつくる事です。

 

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人を動かす指示命令・報告連絡を理解する

中堅・中小企業のプレイングマネージャーの仕事術メソッド 小池 浩二 [ 特集カテゴリー ]

人を動かす指示命令・報告連絡を理解する [ 第4回 ]

指示命令は仕事のスタートキー

 指示命令と報告は、人を動かす大切な基本動作で、働きやすい職場のキーポイントになります。チームを動かすスタートキーを入れるのはリーダーで、その動作が指示命令であり、それに対応するのがチームメンバーの報告・連絡。業務上の命令・指示は、「やりたければやる、やりたくなければやらない」という性質のものではなく、必ずやらなければならない仕事となります。つまり、命令・指示はお願い事ではありません。リーダーは、命令や指示を出して部下を動かし、組織を動かし、目標達成に向け、責任を遂行する役割。昨今では、高圧的な命令口調ではなく、軟らかいお願い口調で指示命令をする機会が多いため、メンバーはリーダーの指示命令を誤解するケースが多くなっています。しかし、どのような口調で言われたとしても、仕事に関してリーダーから「お願い」された事は「命令」である事を理解させる必要性があります。

 

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何故、中堅・中小企業のマネジメントはうまくいかないのか?

中堅・中小企業のプレイングマネージャーの仕事術メソッド 小池 浩二 [ 特集カテゴリー ]

何故、中堅・中小企業のマネジメントはうまくいかないのか? [ 第1回 ]

中堅・中小企業のマネージャーの6大特性(誕生背景や現実)

 中堅・中小企業の多くのマネージャーは、現場の仕事を出来るようになったら、いきなりマネージャーに任命されます。マネージメントのやり方はよくわからないが、仕事に対する責任感が強いので以下の特性がよくでます。
①現場の仕事を1番できる人がマネージャーに選抜される
②マネージメントの教育を受けた人は殆どいなく、我流スタイル
③プイレイヤーとマネージャーの兼任スタイル(通称プレイングマネージャー)
④マネージメント業務の70~100%をマネージャーが一人で担当している
⑤プレイヤー業務も重要な役割を担当するスーパーマン
⑥マネージャーとメンバーは差がありすぎて、メンバーに依存されやすい
 中堅・中小企業のマネージャーは、運転免許で例えると仮免許も取得していないのに、路上運転をするようなもので、その状態は『やり方を知らないガンバリズム至上主義マネージャー』といえます。

 

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