『先見経済』2025.5月号、発刊しました。 今月号では、黒瀬浩一氏「米トランプ政権の動向と石破政権」 中島 …
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【清話会 催物カレンダー】2025. 5月-6月 ◆2025年 ■ 5/8(木)(清話会サロン)「トランプ相互関税政策で今後、世界経済はどうなるのか!?」(島 義夫氏) ■ 5/15(木)(SJC2025.5月例会)「太陽の活動と地球」(鳥海 森氏) ■ 5/26(月) リモートセミ…『先見経済』に広告を掲載しませんか?
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ボランティア社長老害記―トランプ関税…(小島正憲)

今後の世界経済動向と、投資の要諦(島 義夫 講演録〔2024.03.22〕)
清話会セミナー 2024年3月22日
今後の世界経済動向と、投資の要諦
米FRBの利下げと日銀のゼロ金利解除がもたらすもの
島 義夫 LEC会計大学院客員教授
東大法学部卒。「東大から外資へ」のパイオニア。ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーなどを経てドイツ証券マネージングデイレクターを歴任。バブル時代とその破裂を経験、金融危機とクレジット市場の誕生を予想し同分野のパイオニアとなる。2005年に金融業界を卒業。
■新冷戦時代到来で
世界経済はどうなる
新冷戦時代の世界と日本での経済投資に関する話ですが、やはり世界の政治の動きは経済と結びついています。ですから政治の動きや国際情勢なども考えに入れなければ投資はできないということで政治の話もさせていただきます。
世界の歴史は新しい時代に入っています。第二次世界大戦後にはまず東西の冷戦があって、それが40年ぐらい続きました。冷戦が終結してその後グローバル化が進み世界経済が成長する時代でしたが2010年代に入って反グローバル化の動きが始まりました。
グローバル化の時代が終わったのはコロナとウクライナ戦争からです。そして今の時代を新しい冷戦時代と言ってもいいのではないかと思います。現実、世界は危険な状態に入ってしまい、これが2年とか3年で終わるのではなくておそらく20年、30年は続くだろうという認識が必要だと思います。そしてこの新冷戦時代の対立の中心は米中対立です。
ハーバード大学のグラハム・アリソンは何年も前から指摘していますが、2000数百年の歴史の中で新しい新興勢力が現れると必ず旧勢力と対立し、その多くの場合が戦争になると。かつての第一次大戦のドイツ、それから太平洋戦争の日本がいい例だと。だから米中対立というのも最悪の場合には戦争になる可能性があるという指摘をずっとしているわけです。
アリソンは、1950年代から国際政治の世界では有名な人で、キューバのミサイル危機に関しても有名な本を書いています。米中対立以外にもロシアが国連常任理事国でありながら侵略戦争を始めて戦争犯罪までしていますので、今ロシア中心にイランとか北朝鮮も巻き込んで悪の枢軸ができつつあるわけです。それから中東でイスラエルとイランの対立というのがありますが、現在パレスチナで事実上の戦争が行われています。それからアジアでは中国の拡張主義と北朝鮮の核開発があります。
グローバル化というのは世界的に高い経済成長が達成されて投資のリターンも高かったわけですけれども、この分断と紛争の時代では世界の経済成長率が下がりますからおそらく投資のリターンもグローバル化の時代よりも低下するだろうと予想できます。

リーダーの活躍を楽しむ話力磨き(澤田良雄)

令和7年 春の九段界隈のできごと(日比恆明)

大学発の新技術 「光合成建築」で未来の都市づくり(6/9、清話会サロン)

トランプ大統領の動きと世界経済(6/17、黒瀬浩一氏、 SJC)

米トランプ政権と世界経済の行方(5/26、鈴木敏之氏、リモート)

川田重信氏と語るトランプ大関税と株価暴落(武者陵司)

トランプ相互関税政策で今後、世界経済はどうなるのか!?(5/8 清話会サロン・島義夫氏)

『先見経済』2025.4月号 表紙+目次

「中国の情勢と、中台関係、日中関係」(真田幸光)

米国に見る資本主義体制の危機とトランプ政権(武者陵司)

太陽の活動と地球(5/15、鳥海 森氏、SJC)

Wantsに応えたおかげさまの施しを楽しむ(澤田良雄)

「うつと認知症には関わりがある」(4/24、楯林義孝氏、東京)

中国本土の対日・対台湾外交姿勢について(真田幸光)

ラオスで唯一のラム酒LAODI(ラオディ)造りで見据える世界(4/16、井上育三氏、SJC4月例会)

トランプ氏は帝国主義者なのか(武者陵司)
