組織で働く全社員に求められる2 種類の仕事 既存衰退病への対応が必然 国内市場は確実に縮小している。高齢化、…
カテゴリー: ◆先見経済◆

第二十六回 ~ 幻の正調粕取焼酎~ ②栃木編 田崎 聡
粕取焼酎と近江商人
下しもつけのくに野国、栃木県は近江日野の蒲生家とも縁が深く、蒲生氏郷を先祖とする蒲生君平(1768年~ 1813年)の宇都宮にある蒲生神社は、今でも学問の神様として知られている。近江商人が下野国に根を下ろし、酒や味噌などの醸造業を定着させていったのは、そうした「他国商い」を受け入れる人々の土壌があったからであろう。それは、日光参りや日光街道の宿場町を有し、必然的に他国商いの交流があった土地だったことからもわかる。

第20 回 報連相は双方の感謝の交流 (澤田良雄)
「感謝の心」を話に生かす
組織活動の血流は、報告・連絡・相談の「必要なことを、必要な時に、必要な人に適切に施されるコミュニケーション」です。これが、どこかで詰まり、切れたら円滑、効率的な組織活動は望めません。ましてや、トラブル要因であったり、約束不履行であったなら信用は失われます。

第八回 タマシイとカラダ (高山 宗東)
江戸時代を彩った怪談話・妖怪変化
~第八回 タマシイとカラダ~
「魂魄(こんぱく)この世にとどまりて、恨み晴らさでおくべきかァ~っ!」
『東海道四谷怪談』におけるお岩さんの名台詞。「たとえ肉体は失われても、たましいだけはこの世にとどまって、恨みを晴らしてやる」という、断末魔の恐るべき宣言である。

『先見経済』2023.10月号 表紙+目次+セミナー案内

松枝九品歴史探偵帖「 中世裏原宿妄想」高山宗東

【講演録】桜井 一宏氏「〝獺祭〞という ブランドについて」
【講演録】清話会セミナー 大阪◆2023年07月13日(木)
「〝獺祭〞という ブランドについて」
~現代だから出来る伝統産業の形~
講師:桜井 一宏 氏 (旭酒造株式会社 代表取締役社長)
1976年 山口県周東町生まれ。早稲田大学社会学部卒後、㈱平和入社。
2006年 旭酒造㈱入社、常務取締役就任。
2013年 旭酒造㈱取締役副社長就任。
2016年9月 旭酒造㈱代表取締役社長就任、現職。
山口県で、獺祭というお酒を造っている旭酒造の桜井と申します。今回は、私どものブランドについてお話をさせていただきたいと思います。
獺祭を作っている酒蔵は山口県岩国市の山の奥にあります。酒蔵の屋上から見ても、ぐるりと四方を山に囲まれていまして、少し人家が見えてもその半分は人が住んでいないような、そんな小さな村の中に私たちの酒蔵はあります。
そんな何もない地域で作っている獺祭というお酒ですが、日本酒業界全体が昭和49年からずっと売上が下がっている中で、おかげさまで非常に好調に伸ばさせていただいております。ただ、獺祭というお酒が登場して、いきなり売上が伸びて今の市場を作ったのかというと、そうではないということを知っていただきたいと思い、その辺りをお話しいたします。

第18回 富士ソフトと、PBR1倍割れ銘柄 千葉 明(2023.09月)
千葉明の いま、この会社がおもしろい!
富士ソフト(9749)。独立系ソフト会社大手。自動車組み込みソフトに加え金融・流通系にも領域を拡大。急成長階段を駆け上がっている。久方ぶりに覗いてみようかと思ったキッカケは、『週刊ビル経営』の女性記者から聞いた「業界でも屈指の(オフィス・マンション用)無人受付システムを展開している」という話だった。

【第42回】就職活動で内定を受けたZ 世代はどう生きるか (菊原政信)
前期の大学の授業も終わり、大学4年生にとっては最後の夏休みを迎えています。日頃大学生と接していて感じるのは、入学してからは新型コロナの影響により授業も対面からオンライン
になり、学園祭等のイベントも中止となり本来の学生生活を謳歌できなかった世代でもあります。その間、教員や学生間でのコミュニケーションもSNSなどを中心としたものにシフトしまし
た。

第53回 社会変化に伴うチーム運営のマネージメント人の役割変化 (小池浩二)

「障害者総合支援法」改正の 施行を前にした就労支援の心構え 引地 達也
ジャーナリスティックなやさしい未来
2022年12月に国会で可決した「障害者総合支援法」改正案が2024年度から施行される。「障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて(議論の整理)」としてまとめられた改正案は「障がい者の地域生活」「社会的ニーズへの細かな対応」「質の高い障がい福祉サービス」の3つの柱からなる。多様な就労ニーズへの支援と障がい者雇用の質の向上を目的とした改正は、自分の就労支援に関する動き方を再考しなければならない。

【講演録】潮 香緒里氏「相手の心を掴む コミュニケーション」
【講演録】清話会オンラインセミナー 東京◆2023年07月27日(木)
「相手の心を掴む コミュニケーション」
~現役アナウンサー直伝!コミュニケーションのプロが教える~
講師:潮 香緒里 氏 (フリーアナウンサー、KEE’ S 講師)
これまで様々な業界のビジネスパーソンへ、スピーチ、プレゼン、コミュニケーションをレクチャー。
臨機応変な対応力と的確な指導力に定評があり、すぐに役に立つ実践的なトレーニングスタイルを得意とする。
今回のテーマは、「相手の心を掴むコミュニケーション」ということで、ご参加の皆様方は前提としてコミュニケーションに関してご興味のある方々だと思います。これはどんな場面でも共通して活用いただけるものですから、ぜひ今後のコミュニケーションスキルアップにお役立てください。

第七回 鬼とおに👹 (高山 宗東)
江戸時代を彩った怪談話・妖怪変化
~第七回 鬼とおに👹~
人とも思えないほど残酷な仕打ちをする人を「オニっ!」などと罵るけれど、さてその「オニ」とは、いったいどのような存在だろうか?

第19回 新たな成果に感謝心が生きる話し方 (澤田良雄)

第二十五回 ~幻の正調粕取焼酎~①会津編 田崎 聡
粕取焼酎と近江商人
2000年に1977蔵あった日本酒の蔵元は、現在(2021年度国税庁調べ)では、1164蔵と58%も減少し、この減少傾向は当分続くと言われて久しい。

第29回 なぜ成長している企業のマネージメントは うまくいかないのか 小池浩二
なぜ成長している企業のマネージメントはうまくいかないのか
今回のポイント
成長している企業のマネージメントがうまくいかない理由について説明したい。
会社の成長に伴い業務が増加する一方で、人数の増加は必ずしも会社の成長を意味しない。新入社員の教育に時間がかかるため、生産性が低下し無駄が生まれやすくなる。マネージャーは部下の管理に追われ、現場業務に没頭しがちで疲弊してしまう。成長企業ではこの現象が顕著に現れ、企業は成長しているように見えるものの、現場は混乱状態に陥っている。

第8 回 不況入りの可能性のある米経済 (高島康司氏)
第8 回 不況入りの可能性のある米経済
8月1日、大手格付け会社フィッチ・レーティングスは米国の外貨建て長期債務格付けを最上位の「トリプルA」から1段階低い「ダブルAプラス」に引下げを発表した。一時は12年前の格下げのときと同様の世界同時株安になるという予想もあったが、影響は限定的なものに止まった。米経済は予想以上に強い。
