「私たち経営者が、リーダーとして模範とならないといけない」。
社員から見て、自分は模範となっているかが問われます。部下から見て模範となっていないから、部下たちが自分の思っている姿勢や、正しい行動を取ってくれていないのだ、と考えないといけません。リーダーである自分が模範となっているか。模範となるのは、私たち、リーダー自身です。
コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~ 中平 次郎 [ 特集カテゴリー ] コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~
「私たち経営者が、リーダーとして模範とならないといけない」。
社員から見て、自分は模範となっているかが問われます。部下から見て模範となっていないから、部下たちが自分の思っている姿勢や、正しい行動を取ってくれていないのだ、と考えないといけません。リーダーである自分が模範となっているか。模範となるのは、私たち、リーダー自身です。
地方創生にかかわる 中小企業の役割 野田 万起子 [ 特集カテゴリー ] 地方創生にかかわる中小企業の役割
先月号でXR(クロスリアリティ)のプロモーションの可能性を検証しましたが、今月号ではリアルとバーチャルをミックスしたツールのご紹介をしたいと思います。
早くから注目をしていた販売促進の手段なのですが「自動販売機」がⅠTとAⅠ技術の進化によって、マーケティングとプロモーションに大変効果的なツールとなってきたことは見逃せません。仕事柄、よく地方自治体のアンテナショップの活性化について相談を受けるのですが、この課題をも解決する手段になるかもしれません。地方創生のシティプロモーションの手法を研究する上で、大変興味深いお話をいたしましょう。
経済動向最前線 熊野 英生 [ 特集カテゴリー ] 経済動向最前線
日本経済は、まだ不透明な中にある。トランプ大統領が、米中貿易戦争を仕掛けて、部分合意には至ったものの、まだ完全決着とはっきり明言できないところがある。知財や技術移転、産業補助金など構造問題の方は、まだ合意からは遠く、2020年に持ち越しとなっている。期待感は大きいが、まだ大逆転で決裂もあるのではないかと思わせる。
平成事件簿 三沢 明彦 [ 特集カテゴリー ] 平成事件簿
見当たり捜査の武器は眼力である。写真を頼りに雑踏から手配者をあぶり出す。何度も見ているうちに頭の中で顔が立体映像になり、旧知の知り合いのように人波の中でも判別できるようになる。異能の刑事たちは400人の特徴を頭に叩き込み、ターミナル駅や繁華街に立ち続けた。トラップにかかった獲物は数知れない。だが、彼らは今、主役の座から引きずり降ろされようとしている。現場百回。刑事の執念に支えられたドラマは昔話になり、デジタル化の波は捜査現場の光景を一変させた。
コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~ 中平 次郎 [ 特集カテゴリー ] コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~
なぜイノベーションが大切なのか
現代は乱気流の時代と言われています。それを言い換えるとすれば、世の中の変化が想像以上に早く、変化が激しい激動の時代とも言えるかもしれません。知識労働者が多いこの知識社会、情報化社会においては持っている知識がすぐに古くなってしまう傾向にあります。そしてその変化は常に起きており、これからもずっと続いていきます。
世の中の変化が激しい時に起きていることは、我が社の事業や、提供している商品・サービスがすぐに古くなってしまうことです。そうすると利益の上がらない事業や、成長が止まったり鈍化した事業、競争力を失った事業が出てきます。
これからの人事のあり方と持つべき視点 三浦 才幸 [ 特集カテゴリー ] これからの人事のあり方と持つべき視点
国際的な獲得競争
この11月末に、日本貿易振興機構(JETRO)のミッションに参加し、イスラエルに出張することができました。そのミッションではヘルスケアやデジタルヘルスがテーマでしたが、今回の「人事」というテーマに関連することをいくつかご紹介したいと思います。
地方創生にかかわる 中小企業の役割 野田 万起子 [ 特集カテゴリー ] 地方創生にかかわる中小企業の役割
現在、日本市場ではまだ個人利用が多いとされているXR(クロスリアリティ)市場ですが、法人利用が急増している世界市場は、2023年に約17兆円規模の予測がされています。
XRがゲームやエンターテイメント領域以外にも、企業の従業員のトレーニングによる生産性向上や医療分野などにも利用されており、ある調査会社によると2023年には、XRに対する企業支出は消費者支出の3倍になる見込みと発表されています。
文部科学省はAR「拡張現実」・VR「仮想現実」を活用した遠隔教育、インフラ整備などを含む先端技術活用推進方策を発表していますが、もはやこの分野においては様々な業界で利用促進がされると思われます。日本においてはエンターテイメント領域による個人利用が主流ですが、私はこの技術が、企業における仕事の仕方や、様々なプロモーションのやり方を大きく変化させていくものだと思っています。
100年、200年企業を実現するための 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ 大井 大輔 [ 特集カテゴリー ] 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ
経済動向最前線 熊野 英生 [ 特集カテゴリー ] 経済動向最前線
2020年の景気を展望すると、次の2つのシナリオを描くことができる。どちらになりそうかを考えてみてほしい。
ひとつは弱気シナリオ。2019年10月の増税による消費低迷が2020年前半も尾を引く。2020年になると、3月にプレミアム商品券、6月にキャッシュレス還元という消費支援策が期限切れする。それが消費を下押しして、東京五輪後の消費減と相まって、2020年秋から景気後退になる。
コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~ 中平 次郎 [ 特集カテゴリー ] コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~
困難なときにこそ、経営トップのリーダーシップが問われ、一貫性を保っていく難しさもあるのですが、その後、社員たちが、私たち経営者を信頼してくれ、「やはり社長は立派だ」と思って、付いてきてくれるようになったとします。その時に経営者から見て、この社員たちが、どんな部下であってほしいかということがあります。
これからの人事のあり方と持つべき視点 三浦 才幸 [ 特集カテゴリー ] これからの人事のあり方と持つべき視点
客観性の確保
人事部門として持つべき視点としてまず挙げられるのが「客観性の確保」です。マネジメント部門の業務全般に言えることですが、「人」を扱う人事部門は、経理や会計、生産管理といった部門に見られるような、数的指標が把握しにくいという特徴があります。各社なりに数的指標を編み出して、何とか客観化を図ろうとしていますが、例えば経理のように「売上高経常利益率」というような、例え会社が違っても共通して測れるような数的指標はなかなか導入できません。
平成事件簿 三沢 明彦 [ 特集カテゴリー ] 平成事件簿
貧困にあえぎ、希望を失った者たちのルサンチマン(強者への憤怒)が哀れな男をダークヒーローに祭り上げる。絶望と孤独に打ちのめされ、男は殺人者となり、ピエロ姿のサイコパスに変身した。自分の存在に意味があるのか。根源的な問いに絡めとられ、自尊感情の喪失を闇の世界で埋めるしかなかったのだろう。
大ヒットの米映画「ジョーカー」はコミックヒーロー・バットマンの宿敵誕生を描いている。だが、単なる娯楽作品ではない。憎しみの物語の重さに押しつぶされそうになりながら、スクリーンにエンドロールが流れた時には疲労感さえ覚えていた。
100年、200年企業を実現するための 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ 大井 大輔 [ 特集カテゴリー ] 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ
3月から始まりました本連載は、ファミリービジネスの特徴から始まり、経営承継の大切さ、スリーサークルモデルの観点、経営、所有、家族の分野で検討すべき事項、そして、先月は事業承継計画の策定方法について、説明してきました。
今月からはファミリービジネスにまつわるトピックスについて説明したいと思います。
地方創生にかかわる 中小企業の役割 野田 万起子 [ 特集カテゴリー ] 地方創生にかかわる中小企業の役割
現在、26県・地域で展開しているニュービジネス協議会という経済団体が存在します。その歴史を紐解きますと、1985年にニュービジネスの振興に寄与する我が国最初の公益法人として、通商産業省(現経済産業省)を主務官庁として東京に事務局を構え設立されました。およそ35年をかけ、官・学等との連携を深めつつ、ベンチャービジネスを含むニュービジネスについて調査、研究、育成及び政策提言を行うことにより、日本経済の健全な発展に寄与することを目的に全国に普及してきました。
先に述べたように、現在は26の組織が、県・地域単位で組成されており、所属する起業家たちが切磋琢磨しながら地域経済の活性化に努めています。全国団体ゆえに、毎年1回全国大会が行われるのですが、今年は先般10月24日に香川県高松市にて開催されました。そこで学んだ「まちづくり」を紹介したいと思います。
伝統を伝え、育て、革新する伝・Tokyo 若柳 尚雄里 [ 特集カテゴリー ] 伝統を伝え、育て、革新する伝・Tokyo
ドンドンドンドンドン、ドンドンドンドンドン……雪音(ゆきおと)という山より吹きおろす風が木々を激しく揺する音で幕が開く。雪の降る場面を心象的に形容する大太鼓による囃子は、深々と淋しく表現されている。
「お七」彼女は江戸きっての狂気の持ち主。美しくも儚き短い一生である。第十五回尚雄里と日本舞踊は、冬をテーマに~お七と浮世絵~を記します。
平成事件簿 三沢 明彦 [ 特集カテゴリー ] 平成事件簿
産婆に聞け――。
警視庁捜査一課に伝わる格言だ。
「落としの〇〇」と称えられる名刑事に取り調べの極意を尋ねた時、彼は即答した。そんなものはない、と。自分の足で過去をたどり、相手の人生を頭に叩き込む。そのうえで、ホシ(被疑者)に向き合い、勝負時を見定めて、本人も覚えていない出来事をぶつける。「そこまで……」とホシは観念し、完落ちするという。
実家の柱に幼い頃の背比べの傷跡を見つけた時は、「落ちる」と確信したそうだ。この世に生を受けた日まで遡り、相手を知る。それが先輩から教えられたすべてなのだという。
地方創生にかかわる 中小企業の役割 野田 万起子 [ 特集カテゴリー ] 地方創生にかかわる中小企業の役割
ラグビーワールドカップ・2020年オリンピック・パラリンピックでホスト国となる日本
2013年9月7日、ブエノスアイレスで行われたIOC総会で2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定されました。東京での開催は1964年の大会以来56年ぶりの2回目となり、決定時は日本中が沸き上がりました。
実はその4年前、2009年に10年後のラグビーワールドカップを日本に誘致していたことが先に決定していたのです。日本ラグビーフットボール協会は、第7回大会となる2011年から誘致活動をしていましたが、2大会連続で誘致は実現できませんでした。
伝統を伝え、育て、革新する伝・Tokyo 若柳 尚雄里 [ 特集カテゴリー ] 伝統を伝え、育て、革新する伝・Tokyo
毎時正時に鐘が鳴り、中央の駅より拡がる五本の水路、そこを優雅に行き来する船、対岸には100年から200年以上前に建てられたレンガ創りの建物。全て石畳を敷かれた歩道を歩きながら、日本との400年にも渡る国交はどの様なものだったのだろうと想像していました。この度は、オランダ・アムステルダムより、「尚雄里と日本舞踊」~オランダ国交と浮世絵~をテーマに記しております。
10月2日より7日迄のアムステルダム滞在は、ある国際会議でのパフォーマンスと、オランダの方へ向けた日本舞踊のワークショップの為、訪蘭しました。オランダは日本との国交は古く、1598年6月の午後、アムステルダムより60キロ南下したロッテルダムの港に、5隻の船が長きに渡る航海の途に就こうとしていました。目的地はモルッカ諸島(別名・スパイスアイランド)で、そこで胡椒などの様々なスパイスを調達し、更にその先の銀の王国日本を目指すものでした。
経済動向最前線 熊野 英生 [ 特集カテゴリー ] 経済動向最前線
10月1日に消費税率が上がった。筆者は、税率が上がり、各種の軽減措置が始まってみて初めて、キャッシュレス決済の恩恵が人によって、また事業者によって大きく違っていることに気付いた。
筆者は、増税とともにスタートしたキャッシュレス決済の恩恵が1世帯当たり2,000円(正確には2,035円/9か月間)と試算した。この数字をみせて、「小さすぎる」という指摘を受けた。根拠は、その人がクレジットカードなどでもっと多額の支出をしているということだった。自分はもっと大きな恩恵があると言いたかったようだ。ここでそうかと気付いた。
100年、200年企業を実現するための 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ 大井 大輔 [ 特集カテゴリー ] 欧米流ファミリービジネスマネジメントのススメ
これまでファミリービジネスの永続性を担保するために、検討すべき事項について説明していきました。今月はどのような事業承継計画書を策定すれば良いのかについて説明します。
永続を叶える事業承継計画とは?
事業承継、特に経営承継を実現するには、どうしても時間がかかります。そのため、その実現を確実なものにするためには、事業承継計画を策定することをお勧めしています。事業承継計画を策定(見える化)することによって、どこに問題があるのか、検討不足なのか、などが分かり、より具体的な活動に結び付けることができます。