【講演録】IPO(新規公開株)投資で 将来の優良成長株に出会う(千葉 明)
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【講演録】IPO(新規公開株)投資で 将来の優良成長株に出会う(千葉 明)

清話会リモートセミナー 2023年12月14日(木)

IPO(新規公開株)投資で 将来の優良成長株に出会う
中長期に保有し資産形成出来そうなIPO(2022~23年)銘柄


千葉  明  金融・株式・経済ジャーナリスト

1949年群馬県前橋市生まれ。明治大学政経学部卒業後、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。経済評論家・⻲岡⼤郎⽒に師事し独立、ジャーナリスト活動を開始する。総合誌、ビジネス誌で著述業を展開するのと同時に、ラジオ日経、ラジオ日本等でキャスター・コメンテーター活動を行う。

■今までの主力事業に
 さらに成長分野を背負って上場

 今回は、IPO(新規公開株)で資産形成を図る方法についてですが、こればかりはどんな方程式もありません。しかしこれまでの経験から、いくつかの要件を満たしている新規公開株というのは、後に成長性を伴って株価が上昇し、資産形成に繋がるケースが多いので、そんな角度からいくつかの銘柄について話をさせていただきます。

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【特別掲載】2024年の世界情勢と経済(真田幸光)
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【特別掲載】2024年の世界情勢と経済(真田幸光)

特別掲載 【SJC2024年1月例会 講演資料より】

2024年の世界情勢と経済

 真田幸光 さなだゆきみつ 愛知淑徳大学教授

1957年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。84年、韓国延世大学留学後、ソウル支店、名古屋支店等を経て、2002年より現職。社会基盤研究所、日本格付研究所、国際通貨研究所など客員研究員。中小企業総合事業団中小企業国際化支援アドバイザー。

 

■日本の目指す世界の中での立ち位置

  私は、「英国というお国は英語、スターリングポンドと米ドル、英米法、ISOなどのモノづくり基準、企業の成績評価基準であるところの英米会計基準と言った、世界標準を世界に定着させ、君臨し続ける国」と見ています。

また、フランスは世界標準が取れなかったものの、一部国家にはフランス標準を定着させる一方、「フランス・ブランド」と言う無形資産を世界に広め、富を蓄えている国と見ます。

そして、アメリカという国は、英米の標準を軸にしながら「欲望」を世界に広め、大繁栄してきた国ではないでしょうか。

即ち、例えばアンチエージングだ、美容だなどと人の欲望を刺激してモノやサービスを売り、「大量生産・大量販売、大量消費」の社会を持続させている、更には、「消費力の足りない人には借金までさせてモノやサービスを販売していく」、こうして「欲望の資本主義」を世界に定着させ、その上で、必要に応じて消費者には借金をもさせてモノやサービスを売るという構造を構築、これが結局「行き過ぎた信用創造」を生み、最終的には「世界全体をバブル経済に導き、お金第一主義」に陥れ、更に、最終的には「大量廃棄」まで誘引する「悪の資本主義」に成り下がっていると私は考えています。

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エスビー食品とサンフロンティア不動産(千葉 明)

【千葉明の「いま、この会社がおもしろい」】

エスビー食品とサンフロンティア不動産

ヱスビー食品(2805)は昨年2023年に創業100周年を迎えた。ソース屋に勤務していた創業者:山崎峯次郎氏がカレーライスと出会ったのが、そもそもの入り口。「国産のカレー粉を…」という思いに駆られた。苦労を重ねたと伝えられている。1923年に漸く成功に辿り着いた。が、カレー粉は無論としてエスビー食品を世に広めたのは、1970年のチューブ入り「洋風ねりからし」「ねりわさび」「おろし生ニンニク」「おろし生しょうが」。ベストセラーとなった。創業100周年の老舗も容易に生まれたわけではない。がこうして、その地盤を築いた・・・。

 そんな同社が創業99年目となった前2023年3月期、兜町は騒いだ。

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「今後5年間の革新的な新規事業アイデア25選」(YouTubeで見る 世界のリアル)
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「今後5年間の革新的な新規事業アイデア25選」(YouTubeで見る 世界のリアル)

YouTubeで見る 世界のリアル

第2回「今後5年間の革新的な新規事業アイデア25選」

 佐々木俊弥 『先見経済』編集長

 かつて、「アメリカで流行っているビジネスやサービスが3年遅れで日本に上陸する」と言われたものでした。それで、アメリカのビジネストレンドを早め早めにチェックしておけば、時代を先取りして日本における次のビジネスの種が見つかる、ということがあったように思います。

 今は必ずしもそうではないかも知れません。が、やはりアメリカで流行っているものが日本にも取り入れられる、ということは多いと思います(それが定着するかどうかは別として)。

 今回ご紹介するのは、2023年4月後半にアップされた動画です。必ずしも全てがアメリカ発の技術やサービスではないようですし、またChatGPTなどのAI関連の技術・サービスについては一切触れられていません(AI関連については、別途、ご紹介してみたいと思います)。

ただ、幅広い技術やサービスをカバーしながら紹介されているので、読まれる方にも何らかのヒントが見つかるのではないか、と思います。

 第一回(『先見経済』2023年12月号)に続き、以下に動画で語られている内容を日本語で翻訳、書き出してみました。

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【映画評】  『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(ゲン・マーサー)
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【映画評】 『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(ゲン・マーサー)

【映画評】 
      『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』
~続編が巷で望まれていた痛快ディスバトル作品がついに公開~

 2019 年公開第1作目では、都市伝説を元に、海もこれと言った名所も無い埼玉をディスることで話題になり波紋を呼び興行収入37.6 億円のヒットとなった『翔んで埼玉』の続編が公開された。

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第十一回  四谷怪談は何故怖い? (高山 宗東)
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第十一回  四谷怪談は何故怖い? (高山 宗東)

江戸時代を彩った怪談話・妖怪変化
~第十一回 四谷怪談は何故怖い?~

 現在、「四谷怪談」として認識されている物語には、実はいくつかのジャンルがあり、それぞれにヴァリアントがある。

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第57回 「コミュニケーションは重要度の高い仕事」 (小池浩二)
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第57回 「コミュニケーションは重要度の高い仕事」 (小池浩二)

■コミュニケーションの目的
 最近の働き方革命の一環で、会議・ミーティングの見直しが活発に行われています。
 元来、会議とは業績の目標を達成させるために必要な手段です。しかし、その手段のやり方・方法を理解している会社は少なく、会議の役割が不明確な会社が多いと感じます。

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【講演録】佐田 展隆氏 「迷ったら 茨の道を行け」
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【講演録】佐田 展隆氏 「迷ったら 茨の道を行け」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2023年10月26日(木)

「迷ったら茨の道を行け」
    ~借金25億円の会社を、いかに年商33億円企業へ生まれ変わらせたか~

 講師:佐田 展隆氏 (㈱オーダースーツSADA 代表取締役社長)

一橋大学経済学部卒。
2003 年㈱佐田入社。
2005
年代表取締役社長就任。破綻寸前の企業を黒字化するも、2007 年金融機関の債権放棄と共に会社を再生ファンドに譲渡。
2011 年㈱佐田に呼び戻さ

2012 年代表取締役社長に復帰、3 期連続増収増
益を達成し会社業績を安定化。以後も売上の拡大を継続。

 

スーツのフルオーダーに革命を起こす 
 私は一橋大学出身ですので、経営者としての考え方の軸に渋沢栄一の教えを置いています。彼は「商道とは論語と算盤である」と言っていて、二宮尊徳も同じように「道徳なき経済は
罪悪である。一方で「経済なき道徳は妄想である」と言っています。

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第23 回  機会を得た感謝心がスピーチに生きる  (澤田良雄)
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第23 回  機会を得た感謝心がスピーチに生きる  (澤田良雄)

「感謝の心」を話に生かす

◆心が生きたスピーチの魅力

 日々の活躍場面で、「スピーチを一言」と声がかかることがあります。それは、社内行事、所属団体、功労への授賞、諸処の大会での成績表彰、冠婚葬祭での機会等があります。
 まず、スピーチを託されることは感謝です。それは、この人ならと認めて、期待をいただけたからです。そこには、単にうまいからとの期待でなく、立場による影響力、その人の人徳から伝わる魅力があるからです。従って、その機会をいただくことは感謝ですし、楽しく話す心持ちが大事です。

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第12 回 構造転換する中国 (高島康司氏)
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第12 回 構造転換する中国 (高島康司氏)

第12回 世界を深く読む視点

構造転換する中国

 
 

 いま中国経済が注目されている。不動産バブルの破綻と個人消費の低迷に見舞われている中国は、1990 年代のバブル崩壊後に似た長期の低迷に陥るのではないかと懸念されている。「日本化」だ。

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【第46回】「持続可能な企業として新たな事業への展開を考える」 (菊原政信)
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【第46回】「持続可能な企業として新たな事業への展開を考える」 (菊原政信)

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 ようやくコロナ禍前の賑わいを取り戻しつつあり、年が明けて今年から新たな取組みを検討されている企業もあることと思います。しかしながら、経済環境においては未だ紛争が続き、原
油の高騰によるエネルギー価格の上昇や、それによる原材料・物価の上昇、今後の慢性的な人手不足による人材確保の困難と人件費の上昇、商品価格への転嫁が思うようにいかない等、企業
として解決すべき問題も山積しています。
 そこで、今回は将来に向けて持続可能な企業として存続するために、新たな事業の創造と展開について述べていきます。

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≪最終回≫ ~北前船と酒造りの伝播~ 田崎 聡
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≪最終回≫ ~北前船と酒造りの伝播~ 田崎 聡

粕取焼酎と近江商人

 これまで私は、正調粕取焼酎を現在でも蒸留し、生産、販売しているところを中心に紹介してきたが、その数はもはや一桁を数えるほどとなってしまったのは残念である。
 現在、日本酒蔵は全国で1700 社ほどあるが、その中で粕取焼酎を生産しているところは、約十分の一の170社ほどで、さらに正調粕取焼酎として蒸留しているのは、その十分の一の17 社もない。

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第33回 「実践型3ヶ月経営改善計画書のポイント」  小池浩二
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第33回 「実践型3ヶ月経営改善計画書のポイント」  小池浩二

「実践型3ヶ月経営改善計画書のポイント」

なぜ、全社員参画・公開型作成方法が基本なのか?
 中小企業の運営方法は「兼任主義」。
 その代表格がプレイングマネージャーによるマネージメント体制。これを経営計画書の分野で考えると、「作成はするが、運用する部署がない」のが実態。

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第22回 「武田薬品工業とライフドリンクカンパニー」  千葉 明(2024.01月)
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第22回 「武田薬品工業とライフドリンクカンパニー」  千葉 明(2024.01月)

千葉明の いま、この会社がおもしろい!

 武田薬品工業(東証プライム)の今期決算計画・10月26 日の下方修正を目の当たりにして、大手医薬品企業の収益の「習性」を改めて痛感した。またクリストフ・ウェーバー社長の「妙な意地」も覚えた。

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