ネクストプレナー第一号との出会い
ネクストプレナー大学で事業承継の準備を進めていた一人の青年(冨田氏)が、この度2021 年8 月に事業承継を成功させた。冨田氏はネクストプレナー大学出身者初の事業承継者であり、ネクストプレナー大学はネクストプレナー第一号を輩出したこととなる。
ネクストプレナー第一号との出会い
ネクストプレナー大学で事業承継の準備を進めていた一人の青年(冨田氏)が、この度2021 年8 月に事業承継を成功させた。冨田氏はネクストプレナー大学出身者初の事業承継者であり、ネクストプレナー大学はネクストプレナー第一号を輩出したこととなる。
後継者候補を育成・輩出する「ネクストプレナー大学」で中小企業の経営に必要な知識や実地研修を行った後継者候補「ネクストプレナー」は、投資家の資金を活用して、後継者不在に悩む中小企業を承継することを目指しています。この企業・後継者である若者・投資家の3者間で行うM&Aを「ネクストプレナーモデル」と呼んでいます。このネクストプレナーモデルは、
①経営者が後継者を指名できる
②承継したい若者は、社員として働くことで企業文化も含めて後継者として適しているかを確認できる
ことを実現しており、3者が納得して事業承継を完了することができます。
その「ネクストプレナーモデル」は「サーチファンド」というアメリカ発祥のモデルを日本式にアレンジして実現いたしました。近年、日本においても、この「サーチファンド」に関する事例が取り上げられる等、少しずつ注目が集まってきています。
今回は「ネクストプレナーモデル」の起源となった「サーチファンド」と、またそれがなぜ日本の文化に馴染まない可能性があるのかについてご紹介いたします。
2020年11月から始まったネクストプレナー大学。ネクストプレナーとは、後継者不在企業を事業承継し、発展させる次代の担い手であり、温故知新の精神と、企業経営に求められる知識・経験・熱意・人間性を有するビジネスパーソンのことを指します。
2025年には127万社が後継者不在を理由に廃業し、650万人の雇用と、22兆円のGDPが消失すると言われている「大廃業時代」を迎える日本にとって、当社が考える解決策がこの「ネクストプレナー」です。
2020年11月に0期として始まったネクストプレナー大学ですが、無事に2021年6月から1期をスタートすることができました。
「大廃業時代」に対する危機感を持ち、自身が経営者となって中小企業を、ひいては日本を発展させるぞ! という心意気の方々が40名集まりました。彼らが中小企業を承継する一人前の「ネクストプレナー」になるまで、どのようなカリキュラムで学ぶのか、今回はご紹介させていただきます。