時代に翻弄された戦国武将  明智光秀の生涯 ―“謀反人”とは裏腹の真の姿に迫る

「明智光秀の生涯」 ――丹波攻略戦と春日局 [ 特集カテゴリー ]

時代に翻弄された戦国武将 明智光秀の生涯 ―“謀反人”とは裏腹の真の姿に迫る [ 福知山光秀ミュージアム主任学芸員 芦田 岩男 ]

大河ドラマ『麒麟がくる』

明智光秀の生涯とは

 

2020年NHK大河ドラマのタイトルは、『麒麟がくる』――。主人公は、織田信長の重臣として名を馳せた、「明智光秀」です。世に広く知られる光秀の人物像といえば、「三日天下の武将」や「謀反人」、「裏切り者」といった悪人というイメージを抱かれていることが多いのではないでしょうか。しかし、実際の光秀は、真面目で実直、部下からの信頼も厚く、人望に富んだ人物だったと伝えられています。一方、その半生はあまり知られておらず、謎多き武将でもありました。

閲覧にはログインが必要です。→ .