弁慶の立往生

EU情勢最前線 中空 麻奈 [ 特集カテゴリー ]

弁慶の立往生 [ 第79回 ]

弁慶は言うまでもなく源義経の家来。衣川の合戦で義経をかばうために橋の真ん中に立ちはだかった弁慶は敵の攻撃を受けた。薙刀を持ったまま、そのまま命をかけて、主人を守った。ここから転じて、弁慶の立往生とは進退極まってどうすることもできない状態を指す。

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トルコ狂騒曲

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トルコ狂騒曲 [ 第78回 ]

 トルコ行進曲は、オスマン帝国の軍楽隊の音楽にある、独特の繰り返しのリズムを取り入れて、モーツァルトやベートーベンがピアノ曲にしたもの。運動会の思い出とセットで耳に残る馴染み曲である。その起源であるトルコから、この夏、行進曲ならぬ狂騒曲が鳴り響いた。

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竜馬の躓き

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竜馬の躓き [ 第79回 ]

 どれ程優れた馬でも時には躓くことがある。優れた人にも失敗はある。ドイツサッカーチームはFIFAワールドカップロシア大会に出場、絶対王者と言われながらも「前回大会優勝国は1次リーグで敗退する」というジンクスに勝てなかった。ドイツは財政黒字の優等国で、経済は常に安定、欧州の支柱といっても過言ではないのだが、そのドイツに綻びが目立ち始めている。

 

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五里霧中

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五里霧中 [ 第78回 ]

 五里四方にも及ぶ霧を五里霧という。ずっと見通しの悪い状況を指す。その中にいたら、どうすべきかの方針が立たず、手探りで何かをしな]ければならないような事態に追い込まれ、はっきりしない。

 いまのイタリアはまさに五里霧中。3月4日の総選挙の後、着々と組閣がなされているはずが、それぞれの政党が虎視眈々と自らの政権奪取を狙うため、牽制しあい、できたのは寄せ集め内閣。最初から再選挙の匂いがするという有様である。

 

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裏をかけるか?

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裏をかけるか? [ 第77回 ]

 予想外の手段、思いもよらぬ方法で、相手を出し抜くことを“裏をかく”という。戦いの際武士が防御策として着ていた鎧の裏まで、槍や刀で突き刺し、せっかくの防御策を無意味にしてしまうことから転じたものである。

 マーケットの期待を感じ取り、その期待に応えつつ、時には、その期待をうまく裏切りながらサプライズを起こす。中央銀行の金融政策の巧拙は、ある意味、いかにマーケットの裏をかくか、であるとも言える。

 

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