日本のキャッシュレス決済のこれから

企業がキャッシュレス化を進めるためには ~キャッシュレスがもたらすメリットと押さえるべきポイント [ 特集カテゴリー ]

日本のキャッシュレス決済のこれから [ 日本キャッシュレス化協会 専務理事 高木 純 ]

日本キャッシュレス協会の使命

 

2014年に8ヶ月間、世界を冒険のような旅に回った際に、人生で始めてアフリカ大陸に辿り着きました。そこではキャッシュレス(以下CL)化がものすごく進んでいました。スマートホン、パソコンはもとより、銀行の支店すらない、コンビニもない。それなのにCL化が日本より圧倒的に進んでいた事にショックを覚えました。脳を揺さぶられる経験でした。

そこで40歳の誕生日を機に、日本でもCL化を進めたい、と事業をスタートしましたが、一民間事業者が営利目的で行っても上手くいかないと考え、翌年に有志で一般社団法人として日本キャッシュレス化協会を設立いたしました。国全体で推進していくことにより、民間事業者も波に乗れるのではないかと考え、中立的な立場でCLを推進しています。

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~困難なときにこそ、経営トップのリーダーシップが問われる~

コーヒーブレイク ~幸せな人と組織を創る経営者コラム~ 中平 次郎 [ 特集カテゴリー ]

~困難なときにこそ、経営トップのリーダーシップが問われる~ [ 11 ]

経営トップのリーダーとして、一貫性を堅持することが大切ですが、それ故難しく、困難なときにこそ、それを一番問われるように感じます。例えば、次のような場合のときです。

経営者として、我が社のミッション(使命)や、顧客に対する貢献が大切だといったことを繰り返し従業員に説いている企業があり、その会社の業績が、今年たまたま急激に悪くなったとします。「今はそんなことを言っている場合ではない。使命はちょっと横において、とりあえず利益を上げよう、売上を上げよう、それにみんな集中してくれ」と経営者が突然言ったとします。そのあと半年間、全社員休みは返上です。皆が必死になって仕事をし、1人あたり月間400時間働いたとします。その時は会社が危ないからという理由で、とにかく売上を上げないといけない状態になったと想定してみてください。

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これからの人事のあり方

これからの人事のあり方と持つべき視点 三浦 才幸 [ 特集カテゴリー ]

これからの人事のあり方 [ 第3回 ]

HR Tech(人材活用工学)の台頭

 

近年HR Techという言葉を耳にすることが多くなりました。Human Resource Technologyの略ですが、意味するところは「人的財産」を「活用する技術」です。

進化したITを活用して、人材の特性や適性を把握し、配置や採用に活用しようという動きです。特段目新しい事ではない、という方もいらっしゃると思いますが、HR Techは、「客観性の確保と担保」、「データの蓄積」というITならではの要素が多く存在しています。できる人や良い人、といった主観的な見方から、〇〇に適している、△△という考え方が強い、といった客観的な見方をしていこうという点でこれまでと大きく異なっています。

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