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第3回 企業から見た体育会人材 (久野晋一郎)

前回は体育会人材の就職観について触れてきた。時代トレンドはあるものの、体育会人材は競争心が高く、成長や結果に対して貪欲な人材が多い傾向に多い。

今回は「企業から見た体育会人材」について解説させていただく。

弊社の新卒採用支援サービスにおいては、「大学指定の部活に所属していた学生」を体育会と定義している。「高校時代まで部活をやっていた」「大学はスポーツの同好会・サークルに所属をしていた」という学生は体育会には含めない。

■企業は体育会人材に何を求めるのか?

色々な理由はあるが、弊社をご利用いただく企業様で多い意見は、「目標達成に向けて努力ができる」「礼儀正しく、コミュニケーション能力が高い」「勝ち癖がついている」「チームワークを発揮できる」である。

競技と向き合うなかで、培ってきた経験こそ、企業が新卒採用で求めるポイントなのだ。

マイナビニュース調べの先輩社員1,000人に聞いた新卒社員に最も求めることランキング(図参照)というものがある。

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