「感謝の心を」話に生かす
第5回 新人時代の守(基本)は感謝の心で学び上手
職業人生においてプロと呼べるレベルになるためには、成長段階として、守・破・離の3つの段階があります。守は基本、破は改善、そして離は新、初、独自の事柄の産み出しです。新人時代は守、だからこそ基本を正しく修得し、信用を得て任され、責任持った一人前になることです。その第一歩は、期待に応えて、現場で認められ、存在感を示し、将来に向けた目標、希望、夢の自己の想像図に向けて、土台をしっかり創り上げることです。
そのためには常に感謝の心で育てていただく楽しみです。その実践は上司や先輩、お客様ヘのひと言に謝念を込めることです。
例えば、
①「はい」という学びの機会を頂く素直なひと言
②「お願いたします」という依頼の言葉
③「ありがとうございます」の感謝の言葉
④「ごめんなさい」のうまくいかなかったときの反省の言葉
⑤「おかげさまで」という成長できた謙虚な言葉 …
があります。
この言葉には、お忙しい中、育てていただく感謝であり、他部署、他社に伺った時の「お会いできる時間を配慮いただき、ありがとうございます。新人ですが、どうぞよろしくお願いいたします」との心の届けです。この「よろしくお願いします」には、「お導きください」という意味合いも込められています。
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