■清話会SJC2022.9月例会
「Muse細胞のもたらす医療変革」
—-医療格差の解消への期待
Muse細胞とは、末梢血や骨髄、各臓器の結合組織中など、体内に元々存在し、体を構成する様々な細胞に分化できる多能性幹細胞です。
◆Muse細胞は、2010年に東北大学の出澤真理(でざわ まり)教授のグループによって発表された、生体に存在する新しいタイプの多能性幹細胞です。Muse細胞は、血液や骨髄、各臓器の結合組織に存在し、内胚葉(肺や肝臓、膵臓など)、中胚葉(心臓や腎臓、骨、血管など)、および外胚葉(神経組織や表皮など)の様々な細胞に分化する能力を持っています。もともと生体内に存在するので、安全性への懸念が低く、また、腫瘍化のリスクも低いという特徴があります。これらの性質から、様々な疾患を対象にした再生医療にMuse細胞を応用することが注目されています。(「三菱ケミカルグループ 再生医療サイト」より)
◆臓器や組織の機能を回復させる再生医療の分野で、「Muse(ミューズ)」と呼ばれる新たな多能性幹細胞が注目されている。脳梗塞で重度の身体機能障害の後遺症がある患者に、ドナー由来のMuse細胞製品を投与した臨床試験では、約7割が介護の必要のない状態になるという劇的な結果をもたらした。この細胞を世界に先駆けて発見したのが、東北大学大学院医学系研究科細胞組織学分野の出澤真理(でざわ・まり)教授だ。(「Muse細胞を用いた医療を広く世界へ届けたい」日経BPサイトより)
ES細胞、iPS細胞に次ぐ第三の多能性幹細胞として、再生医療の新たな地平を拓いたとも目されるMuse細胞。
「女性初のノーベル賞受賞か!?」とも期待が高まる出澤真理教授が、SJCに登壇!
そんな出澤先生ですが、実はとても気さくな先生なのです。
出澤先生と実際に会える機会を、どうぞお見逃しなく!!(Zoomでの配信も行います)
■講 師 出澤真理氏(東北大学大学院 医学系研究科 教授、 医学博士)
1989年千葉大学医学部卒業、千葉大学医学部附属病院研修医(第三内科入局)。95年千葉大学大学院医学研究科博士課程修了。2000年横浜市立大学医学部解剖学第一講座 講師。2003年京都大学大学院医学研究科 機能微細形態学 助教授。2008年東北大学大学院医学系研究科 細胞組織学分野 教授、現在に至る。2012年名古屋大学大学院創薬科学研究科・細胞生理学研究センター客員教授。2019年~ 獨協医科大学 医学部 特任教授。
日本再生医療学会 理事(2010~2015、2019~)、American Association of Anatomists, Chair of the Postdoc Fellowship Selection Committee (2014~)等役職兼務、また2018年米国 National Academy of Inventors(NAI)Fellow受賞など受賞歴多数。
■日 時 9月22日(木) 17:00~20:00 (17:00-18:30 講演、18:30-20:00 懇親会)
■会 場 渋谷東急REIホテル 4階
(JR、東京メトロ銀座線「渋谷」駅・徒歩2分、東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷」駅10番出口下車目の前)
■ビジター参加費 清話会会員 22,000円
一般の方 33,000円 (税込み、お食事・飲み物代込み)
※会場に来ることを控えたい方、地方在住の方、講演会のリモート参加も可能です。
リモート参加費 会員9,000円、一般15,000円 (各税込)
(SJCメンバーは無料)
■お申込み
下記を切り取り、清話会オフィスまでメール info@seiwakai.com にてお願いいたします。
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■ 9月22日 SJC2022. 9月例会
□会場参加 □リモート視聴
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ご質問等ございましたら、お気軽に清話会オフィスまでご連絡ください。
TEL : 03-6811-7290