事業継承しながら起業する
前号でお伝えした各承継方法についてポイントの整理を致します。
「親族内承継」
「比較的スムーズに承継できる」「承継にからむトラブルが少ない」というメリットがある一方、承継までのタイムラグが長く、子供が親の思い通りに継いでくれないというリスクがあります。
「従業員承継」
「仕事の中身を知り、ほかの従業員にも慣れ親しんでいるのでスムーズに承継できる」というメリットがある一方、「経営責任を負うマインドセットができていない、もしくは実力のある従業員は、承継する前に辞めてしまう確率が高い」というリスクがあります。
「第三者承継」
いい買い手が見つかれば、事務所を譲渡して現金化できるというメリットがある一方、「従業員と顧客が離れてしまう」ことによって「買い手がつかない」というリスクがあります。
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