■清話会 飲食イベント <スローフード・セッション Vol.6>
◎今回は、地域ではなく、時代を超えた食を愉しむ会となります!◎
★髙山氏によれば、かつて江戸時代、鰹節は高級な食材でした。
そこで、武士は他の武士のもとを訪れるとき、お土産品として鰹節を持参する習慣があったそうです。ところが、いただきものの鰹節は消費しきれなくなります。そこで「献残屋(けんざ
んや)」という中古品買取り商のところに持っていって買い取ってもらい、庶民は献残屋から安く鰹節を仕入れて食べるという流通と消費のサイクルができていました。
★江戸時代、てんぷらは延焼して火事になるからと、屋内では揚げてはいけないとされていました。
それで、屋外(屋台)で、立ち食いでちょっと食べる、串揚げ風のものだったそうです。
主な材料は、さざえなどで、えび天などはもっと時代が下ってから出てきたものです。
★江戸時代の吉原では、朝、お客がひと風呂を浴びた後、浦里(うらざと)といって、大根おろしへ梅干しの肉をこまかくきざんだものをまぜ合せ、これへ、もみ海苔と鰹ぶしのけずったも
のをかけ、醤油をたらした一品で、炊きたての飯を食させるおもてなしがあったそうです。
★その他、江戸の人気のつまみ「雪虎」~焼き格子で焦げ目をつけて焼いた厚揚げに、大根おろしをかけたものなど、髙山氏監修、ピースキッチン東京の比嘉シェフ、三浦シェフによる「江戸料理」を、髙山氏のお話を聴きながら楽しみます。さらに、西伊豆から芹沢安久氏(カネサ鰹節商店5代目)が会場に駆けつけてくれます! 髙山氏監修、ピースキッチン東京の比嘉シェフ、三浦シェフによる「江戸料理」を、髙山氏のお話を聴きながら楽しみます。さらに、西伊豆から芹沢安久氏(カネサ鰹節商店5代目)が会場に駆けつけてくれます!
髙山氏監修、ピースキッチン東京の比嘉シェフ、三浦シェフによる「江戸料理」を、髙山氏のお話を聴きながら楽しみます。
さらに、西伊豆から芹沢安久氏(カネサ鰹節商店5代目)が会場に駆けつけてくれます!
ぜひご参加下さい!
髙山宗東氏(近世史研究家、歴史考証家)
我が国の科学技術黎明期資料の体系化に関する調査・研究プロジェクト「江戸のモノづくり」に参加。専門は江戸時代における戦国大名家関係者の事跡研究、葡萄酒伝来史、有職故実、系譜、江戸文芸、食文化、妖怪。著書に『お見舞い道楽。』など多数。
芹沢 安久さん(カネサ鰹節商店5代目)
鰹節、潮鰹、鰹の塩辛等、静岡県の西伊豆町で、伝統製法でカツオの加工品を作っている1882年創業の老舗、カネサ鰹節商店の5代目(副代表)。潮鰹はスローフード協会「味の箱舟」に乗る逸品。
■日 時: 2024年3月13日(水) 18:00~21:00
要申込(※申込み締切 03/11(月))
■場 所: ピースキッチン東京
(東京メトロ・日比谷線/都営地下鉄・大江戸線 「六本木」駅下車 徒歩3分)
住所: 東京都港区六本木6-6−15
■参加費:
清話会会員 8,500円 (ドリンク一杯付)
一般の方 9,500円 (ドリンク一杯付) (税込み)
※ 生クラフトビール、ワイン、お酒類、1杯500円にてセルフサービス。〔アルコール、ソフトドリンク等持込み歓迎〕
■定 員: 20名 お早めにお申込みください
★大人気企画のため定員になり次第締め切らせていただきますので、ぜひお早めにお申し込みください。
■お申込み
下記を切り取り、清話会オフィスまでメール info@seiwakai.com にてお願いいたします。
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■ 2024年03月13日(水) <スローフード・セッション Vol.6>
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