清話会セミナー・講演録【大阪2024.4.6】
“来るで”大阪・関西万博
—-開幕まで372日! …で、何があんの?
河本健一(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局長)
1967 年山口県生まれ。東京大学法学部卒・米国ジョンズ・ホプキンズ大学SAIS 卒。1990年通商産業省入省(貿易局総務課)。経済産業省貿易振興課長、復興庁参事官(福島総括担当)、経済産業省大臣官房審議官(産業保安担当)、日本貿易振興機構ニューヨーク事務所長等を経て2023 年より現職。
■いよいよ始まる大阪・関西万博
さて中身は?
大阪・関西万博が2025年4月13日に始まります。詳細は大阪・関西万博のホームページに案内動画がアップされていますのでお時間がありましたらご覧いただければと思います。
まず、私の自己紹介ですが、出身は山口県です。今は廃校となった川尻小学校四年生の時に走り始
めて、今57歳ですけれども、ずっと続けています。世界6大マラソンというのがありまして、ニューヨークシティ、ボストン、シカゴ、東京、ロンドン、ベルリンの6つのマラソンで、3時間を切ることを「サブ3」と言うのですが、去年のベルリンマラソンでは2時間58分で走りまして6大マラソン全部での「サブ3」を達成しました。
ベルリンマラソンを走った時に大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクをデザインしたユニフォームで走り、万博を宣伝してきました。今度の9月にはオーストラリア・シドニーでまた走ろうと思っています。今日はその宣伝の一環として大阪・関西万博をみなさんにご紹介したいと思います。
今回の大阪・関西万博は日本で行われる3回目の大型の万博になります。前回は2005年の愛・地球博です。それから大阪では55年前に万博は開催されました。当時をご存じの方も多いかと思いますが、6400万人の方々が訪れました。
今度の万博はそれに比べるともう少しコンパクトで、2820万人の来場予想をしています。比べるとずいぶん少ないかなという印象をお持ちかもしれませんが、東京ディズニーリゾートが、コロナ前ですけれど年間で3000万人を超えるぐらいの規模だということを考えると、この大阪・関西万博は来年の4月13日から10月23日までわずか184日間での予想人数ですので、それなりに混雑するでしょうし、それぐらい経済効果もあるのではないかなと思っており万国博覧会は5年ごとに行われる世界の祭典ます。
図が大阪・関西万博の会場の夢洲(ゆめしま)のパース図でございます。丸いのがリングと言います。一周2キロで二階建ての構造になっています。世界最大級の木造建築物で、万博の一つの目玉になっております。
大規模な万博は5年に一回行われます。もともと国際博覧会条約という条約がありまして、その中で国際博覧会は、公衆の教育を主たる目的にする催しであって、達成された進歩や将来の展望を示すものとされています。万博で未来を感じていただくといった趣旨になります。
万博の歴史はヨーロッパを中心に行われてきたものですけれども、例えばパリ万博の時にはエッフェル塔ができたように、時代を象徴するものが万博の中で生まれてきています。
1970年には大阪万博があって、この時は今の携帯電話の走りになるようなワイヤレステレホンや電気自動車、動く歩道などがお目見えしました。これらは55年経って、もう当たり前のように使われるようになっています。
また、この時にファーストフードとしてケンタッキーフライドチキンも登場していますし、人間洗濯機というものもお披露目されています。
そういったものが今は当たり前のようになってきているという意味では、今回の大阪・関西万博で見聞きしたものが数十年後には当たり前になってくる、そのように時代を先取りするというのが万博だということです。
■大規模万博は5年ごとに
行われる世界の祭典
万博自体は歴史が古いのですが、日本で大規模な万博が行われるのは3回目です。それぞれに時代によって趣旨が違っています。
昔はその国の科学技術がどれだけ素晴らしいのかを見せるというのが万博でしたが、最近は人類共通の課題とか地球規模の課題をどうやって皆で考えていくかといった、真面目に、かつ、楽しみながら考えるというものが主流になっています。
愛・地球博では冷凍マンモスが話題になりましたけれども、あれは地球温暖化で冷凍マンモスが掘り起こされますよというのが、地球全体の人類共通の課題ということで認識されるようになって、それをみんなで考えましょうといったものでした。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。もともと大阪府市が万博を誘致しようとしたときは、「健康・長寿」をテーマとして最初の誘致活動がスタートしたわけです。「健康・長寿」は人類の共通の願いであるのですけれども、「長寿」というと、途上国
ではあまりピンとこないだろうということもあって、そうした趣旨を活かしつつもそういったものを包含するテーマとして「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げたわけです。
コンセプトは「未来社会の実験場」です。未来の人々の生活はどうなっているか、社会がどうなっていくかを実験してみましょうということです。
例えば、自動翻訳のシステムを使って日本語でしゃべっても英語で通じるような、あるいは外国人が英語でしゃべっても日本語で聞こえるとか、そういったことができないかという実験をやってみようとか、キャッシュレスがだんだん普及してきましたが、そういったものを導入
して現金がなくても買い物ができるというようなことも実験する場とすることもコンセプトに書かれています。
来年の4月13日から10月13日までの184日間、予想来場者数が2820万人、会場は155ヘクタールです。なかなかピンと来ないと思うのですが、東京ドーム33個分です。それぐらいの広大な敷地なのです。このように広いので何回もお越しいただいて、ぜひ全部見ていただきたいなと思います。
アクセスとしては、大阪メトロの中央線が今、コスモスクエア駅までありますけども、それが一つ延びて夢洲まで行きます。来年のおそらく1~2月ぐらいには開通するだろうと言われています。基本的にマイカーで乗り入れというのはできないことにさせていただいております。
あと、桜島からバスが出ます。桜島まで電車あるいは車で来ていただいて、パークアンドライドでバスに乗って来ていただくというルートがあります。
夢洲の右側に咲洲(さきしま)がありますが、ここに国際博覧会協会のオフィスがあります。そこからだと現地の様子がよく見えて、1周2キロの大屋根リングが約8割できている状態になっています。
この大屋根リングは一周が2キロですけども、内径が600メートルちょっとです。相当大きなものになりますが、現地でご覧いただくとなかなか壮大なものになっています。終わった後にはリユースするということで、現地に残すかどうかについてはいろいろ議論がありますが、少なくとも何らかの形で再利用していこうということです。
「多様でありながら、ひとつ」が会場デザインのコンセプトになっていまして、この輪の中に外国のパビリオンが揃っていきます。高さはかなり高いので高所恐怖症の人は逆に辛いかなと思いますけれども、上に登ると素晴らしい景観が拡がることになります。
■世界の国々と国際機関が
参加する一大イベント
公式の参加者が現在、161の国・地域と9つの国際機関です。そのため、外国からもたくさんの方々がいらっしゃることが想定されています。
参加パビリオンの中でもアメリカ、イタリア、フランスなどが準備されています。70年の大阪万博の時にはアメリカ館では「月の石」が展示されて沢山の方が訪れました。今回もアメリカは何らかの目玉を用意しているのではないかと期待しています。
国によってそれぞれ個性的なデザインでその国を代表する建築家、デザイナーが選ばれて設計していますので、いずれもユニークなものができる予定です。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですが、サブテーマとして「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」の3つがありまして、そのうち一つを選ぶことと、SDGsの17の目標のうちのどれか一つを選ぶことが公式参加者の参加条件になっています。
去年の11月に開かれました国際参加者会議では、今、日本にいらっしゃる各国の総領事館などの方々が大阪に集合しました。
「いのちの輝き」をどう追求して行くかということですが、8人のテーマ事業プロデューサーがいらっしゃいます。例えば映画監督の河瀨直美さんはご存じの方も多いと思いますし、小山薫堂さんは「料理の鉄人」などのTV番組をプロデュースしておられます。8人の中で一番若いの
は落合陽一さんで、36歳です。8人の方々がそれぞれ一人一館ずつのプロデュースをすることになっています。
70年万博の時には、皆さんご存じの岡本太郎さんが太陽の塔を作りました。これが今でいうテーマ事業だったとすると、今度はそういったコンセプトのものが8つできるということです。このリングの中心部分にシグネチャーパビリオンとしてできますので、来場された際にはぜひお立ち寄りいただければと思います。
敷地の中央に「静けさの森」ができます。その森の南側にこの8人のシグネチャーパビリオンが並ぶという構造になっています。
ここでいくつか簡単にご紹介します。大阪大学教授でロボットとかアンドロイドの第一人者の石黒浩プロデューサーが「いのちの未来」というリマインダを広げることをテーマにして50年後さらには千年後の命がどうなっているかを、アンドロイドを中心に展開しています。昨年開か
れました安全祈願祭には、エリカさんというアンドロイドが出席したのですが、アンドロイドが安全祈願祭に出席するというのは史上初のことでした。
中島さち子さんという、数学オリンピックの金メダリストであると同時にジャズピアニストであり、さらに教育家として活躍されているプロデューサーが「いのちの遊び場 クラゲ館」というパビリオンを作られます。世界各国あるいは日本の祭をコンセプトにして展示・演出をする
というものです。
落合陽一プロデューサーは「null²」(ヌルヌル)といって、壁面が動く鏡になっているパビリオンを作られます。パビリオンの中では、デジタルヒューマンという自分の分身を作って、それをスマートフォンなどに取り込んで持ち帰ることができるようになっています。
70年万博でもありましたが、民間のパビリオンが今度の万博でも13個できます。NTTや電気事業連合会、三菱、住友、パナソニックなど、それぞれのパビリオンができます。吉本興業も「ワライミライ館」というパビリオンを作ることになっています。
パソナグループは「いのち、ありがとう」というコンセプト、またゼリ・ジャパンという団体、バンダイナムコは「機動戦士ガンダム」をテーマにしています。日本ガス協会は「おばけワンダーランド」といって、おばけをコンセプトにしたパビリオンを作ります。
大阪外食産業協会は大阪の食を皆さんに召し上がっていただこうというものです。玉山デジタルテックという台湾系の日本企業も出展します。飯田グループホールディングスは大阪公立大学と共同で西陣織を外壁に使ったパビリオンを作ります。これは現地に行くと相当インスタ映えするのではないかなと思います。
次に日本館です。持続可能性をテーマにした日本政府のパビリオンです。日本館は、前回のドバイ、その前のミラノ万博で非常に話題になりました。私もミラノ万博に行きましたけれども大変な人気でした。今回は地元の開催ですので、きっと素晴らしいものができるだろうと思っています。
次に大阪ヘルスケアパビリオンですが、大阪府市が共同でヘルスケアを中心に、生まれ変われることをコンセプトにしたものです。大阪市内の福祉関係の中小企業あるいはスタートアップの皆さんの出展もあると聞いています。
関西広域連合として関西地方のそれぞれの特徴を生かしたパビリオンを作られると聞いています。また、ウーマンズ パビリオンという、カルティエ・ジャパンと日本政府、博覧会協会の三者共同でできるパビリオンも作られます。ここは女性の活躍をテーマにしたパビリオンになります。
今回の万博では「未来社会ショーケース事業」という、未来社会がどうなっていくのかを実際に体験できる事業も実施します。その中には、スマートモビリティ万博、デジタル万博、バーチャル万博、アート万博、グリーン万博、フューチャーライフ万博という6つのカテゴリーがあります。
■スマートモビリティ万博
スマートモビリティということで、来場者の移動手段についてご紹介します。万博の会期中に35台の小型のEVバスが終日、数分間隔で会場内を移動します。広い会場もこれに乗っていただくと行きたいところに行くことができます。
同時に外からのアクセスとして水素で動く船があります。岩谷産業さんが提供してくださる水素船を使って会場近くまで来られるというものです。
今話題になっています空飛ぶクルマです。現在いろいろ調整をしておりますけれども、乗ることができるのは1人か2人なので、そんなに大量の人が利用できるわけではありませんが、今回の万博の目玉の一つとなる、将来の移動モデルです。
ロボットエクスペリエンスでは色んなロボットが稼働します。フードコートなどで、例えばモノを自動で運んでくれるロボットや食事を提供するロボットなど、いろいろ検討しています。
■デジタル万博
様々なデジタルを使ったサービスをやっていこうという試みです。一つは「来場者向けパーソナルエージェント」というスマートフォンなどにアプリをダウンロードして、例えばあなたに向いたイベントはどこですよとか、今ここが空いていますよとか、そういった情報を知ることができます。
次に「自動翻訳システム」。様々な国から人が来ますが、自動翻訳を使って人と人がコミュニケー
ションを図れるような仕組みができないかと今検討しています。
「プロジェクションシステム」、これは色んなイベントを行う時に壮大なプロジェクションマッピン
グを使うものです。
「オールフォトニクス・ネットワーク」は会場に光ファイバーネットワーク装置を設置して、色々な
通信ができるようにネットワークを広げていこうというものです。
「無線LAN環境・ローミング基盤」、これもシスコシステムズという会社に提供していただいて通
信環境を整えていこうというものです。
1万人ぐらい収容する野外イベント広場に「EXPO VISION」という大型の映像装置を設置して皆さ
んに各種の体験をしていただくことも企画されています。
■バーチャル万博
今回の万博の特徴の一つは現地に行くだけじゃなくて現地になかなか来られない人もバーチャル万博としてオンラインで会場に来たかのような体験をしていただけるということです。これは新しい試みになっています。
「バーチャル会場」のコンセプトは「空飛ぶ夢洲」です。色んなバーチャル技術をそこで体験していただける別会場も用意しています。
■アート万博
万博では色んなアートを楽しむことができます。プロジェクションマッピングなども見ものです。
会場の中にウォータープラザというものがあり、毎晩「アオと夜の虹のパレード」というイベントが開かれます。「静けさの森」では色んな人や音に合わせて照明や映像が変化するインスタレーションアートを散りばめて来ていただいた方に楽しんでいただくというものを提供しようとしています。
■グリーン万博
持続可能な万博を実現するために、脱炭素・資源循環に関して「EXPO2025グリーンビジョン」を策定しています。これは環境に配慮した万博を用意しましょうということです。温室効果ガスの排出の抑制をするなどといった取組みもこの万博の中でやって行きます。
リサイクル関係の施設を使って、CO₂ を集めたり使ったりそして色んなものを作ったりとかして環境に配慮した取組みをすることにしています。
それから、グリーンビジョンを実現する技術の実証をしようということで色んな新しいシステムを使って効率的なエネルギー消費をしていこうというものです。
■フューチャーライフ万博
これは未来の社会はどうなっていくのかを体験してもらおうというものです。会場の西側に「フューチャーライフパーク」というエリアを作ります。12の企業・団体が一つのパビリオンを作ります。万博史上初の試みとして今作っているところです。日立製作所さんやKDDIさん、クボタさんなどの企業が集まって未来の社会がどうなっていくのかを、ここに来てもらった方々に体験してもらおうということです。
「未来の都市」では、パビリオンの中にそれぞれコーナーを設けて未来はこんなに便利になっているだろうというのを体験していただきます。
「フューチャーライフエクスペリエンス」、未来の暮らし、食とか文化などを各企業さんとか団体さんに提案していただいて半年間を通して、あるいはその中で1週間とか分けながら展示をしていきます。来場者はここで未来を感じていただくというコーナーになっています。
■エンターテインメント
あふれる万博とは?
エンターテイメントということですが、会場のあちらこちらでは開会式から始まって連日なんらかのイベントを行うことになります。その中には色んなタイプのイベントがあります。公式行事とか主催者催事とかいろんな方々が参加するものがあります。155ヘクタールの中に催事会場としていっぱい色んなスペースがありまして、なかなか1日で回り切れないような形になっています。今色んなイベントを実施するための調整をしています。
催事スペースは11ヶ所あり、世界がもし一つの国だったらということをテーマにしたイベントも開催されます。
また、ヒューマンオーケストラという、一人ひとりが個性溢れるパフォーマンスを行い、それがオーケストラのように一つにまとまる、というコンセプトのイベントも行われます。
■地球的規模の問題を解決する
テーマウィークとは
テーマウィークは新しい試みで、前回のドバイ万博から始まりました。これまでは万博といえばパビリオンでの展示があってそれを見に行くというものでしたが、このテーマウィークでは、新しい万博のスタイルとして様々なトークイベントや、ビジネス・ネットワーキングが行われます。
例えば地球環境問題がどうなっていくかとか、平和と人権問題がどうなっていくのか、あるいは未来のコミュニティとかモビリティはどうなっているのかといったことを議論して、聴衆の皆さんに楽しく考えてもらおうということです。
このテーマはドバイ万博から始まっていますが、万博の場合は前の万博の特徴的なものを次の万博につないでいくということを行っています。実は70年万博の時のレガシィとしてはスタンプラリーというものがあります。これはずっとその後も続いていまして前のドバイ万博でもありました。
今回の万博ではデジタルのスタンプラリーも考えています。
大阪・関西万博のテーマウィークでは、8つのテーマを設定しました。そして、1つのテーマにつき
10~12日間ぐらいの期間を割り当て、ここに世界中から色んな著名人の方々とかに来てもらって、パネルディスカッションとかトークイベントなどをしてもらおうということで準備をしています。
■万博にビジネス参加するには?
大阪・関西万博への参加ということで色々な参加形態があります。形態の一つに会場整備参加と運営参加というものがあります。例えばベンチを提供してそこに会社の名前を入れるとかです。さらに、例えばトイレットペーパーを提供しますよというようなことでも構いません。このように、会場整備面や運営面で万博に参加していただくというものについて、今募集をしています。
また、レストランとかフードコートとかといったものへの参加をお願いするものもあります。今のところ二次募集まで終わっていますが、まだもう少し空きがあるということで三次募集を今後検討すると聞いています。
「TEAM EXPO 2025」プログラムというのがありまして、色んな方々に参加していただくことも募集しています。同時に今、ボランティアの募集もさせていただいています。すでに応募していただいている方もいらっしゃるかも知れませんが、会場内外で働いていただくボランティアの募集です。興味のある方はぜひお問い合わせいただければと思います。
■万博を契機とした
観光について
万博を契機とした観光は今仕掛けを色々としていまして、会場の中だけではなくてせっかく世界中からあるいは日本国内からいらっしゃる方々にプラスして色んな地域を見てもらいたいと思っています。
万博にお越しいただく期間に連携した観光をしていただいて、日本全国にその経済波及効果を及ぼしていこうということで様々な取組みをしております。
その一つとして、大阪・関西万博と観光ポータルサイトを連携させるということで博覧会協会のホームページに新たなサイトを構築しています。特に海外の方々については、オフィシャル・エクスペリメンシャル・トラベル・ガイドとして、日本での観光のポイントを紹介するサイトを作っています。
■キャラクターとテーマソングで
盛り上げていく
大阪・関西万博のロゴマークですけれども、実は70年万博のロゴマークとちょっとした共通点があります。今回のロゴマークには目玉が五つありますけども、それを集めると70年万博のロゴマークになるという関係になっています。
公式キャラクターの愛称は「ミャクミャク」です。もう皆さんご存じだと思いますが、発表された当時はなんかキモカワイイとか色々言われていました。最近は本当に小さいお子さんとかに人気がかなりありまして、あと一年後にはもう大人気になっているのではないかなと思います。
コブクロさんに万博のテーマソングを作っていただきました。70年万博で大ヒットした三波春夫さんの歌と同じように流行るといいなと思っています。
これから1年間、色んなプロモーションを展開してまいります。それらを通して、一人でも多くの方々に万博に対して期待をしていただき、チケットを購入していただいて、ぜひ夢洲にお越しいただきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。