部下との会話のキャッチボールは7対3
先日、あるIT企業を訪問しました。「働き方改革」を積極的に進めているというその企業のオフィスは、まさに次世代のオフィス。社員は自分のデスクを持たず、会議室を隔てる壁もなく、全てがオープンスペース。その中で、約1畳ほどの小さな箱のような部屋がオフィスの真ん中にぽつんとありました。
「喫煙ルームですか?」と尋ねると、「いや、管理職が部下と1対1で話すための部屋です」という回答。
「上司と部下の1on1ミーティングです。ミーティングにはルールがあって、上司は7割聞く事。会話の内容は、全て記録され、管理部門に報告されます」と。
仕事で悩む部下を呼びつけて、上司が「いや~俺たちの時代は……」などと持論を展開するというのはひと昔前の事。これからの時代は、「上司は7割聞いて、3割話す」コミュニケーションが次世代マネジメントの主流になってくるかもしれません。
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