【講演録】桜井 一宏氏「〝獺祭〞という ブランドについて」
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【講演録】桜井 一宏氏「〝獺祭〞という ブランドについて」

【講演録】清話会セミナー    大阪◆2023年07月13日(木)

「〝獺祭〞という ブランドについて」
     ~現代だから出来る伝統産業の形~

 講師:桜井 一宏 氏  (旭酒造株式会社 代表取締役社長)

1976年 山口県周東町生まれ。早稲田大学社会学部卒後、㈱平和入社。
2006年 
旭酒造㈱入社、常務取締役就任。
2013年 旭
酒造㈱取締役副社長就任。
2016年9月 旭酒
造㈱代表取締役社長就任、現職。

 山口県で、獺祭というお酒を造っている旭酒造の桜井と申します。今回は、私どものブランドについてお話をさせていただきたいと思います。
 獺祭を作っている酒蔵は山口県岩国市の山の奥にあります。酒蔵の屋上から見ても、ぐるりと四方を山に囲まれていまして、少し人家が見えてもその半分は人が住んでいないような、そんな小さな村の中に私たちの酒蔵はあります。
 そんな何もない地域で作っている獺祭というお酒ですが、日本酒業界全体が昭和49年からずっと売上が下がっている中で、おかげさまで非常に好調に伸ばさせていただいております。ただ、獺祭というお酒が登場して、いきなり売上が伸びて今の市場を作ったのかというと、そうではないということを知っていただきたいと思い、その辺りをお話しいたします。

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【講演録】潮 香緒里氏「相手の心を掴む コミュニケーション」
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【講演録】潮 香緒里氏「相手の心を掴む コミュニケーション」

【講演録】清話会オンラインセミナー    東京◆2023年07月27日(木)

「相手の心を掴む コミュニケーション」
     ~現役アナウンサー直伝!コミュニケーションのプロが教える~

 

  

 講師:潮 香緒里 氏  (フリーアナウンサー、KEE’ S 講師)

これまで様々な業界のビジネスパーソンへ、スピーチ、プレゼン、コミュニケーションをレクチャー。
臨機応変な対応力
と的確な指導力に定評があり、すぐに役に立つ実践的なトレーニングスタイルを得意とする。

 

 今回のテーマは、「相手の心を掴むコミュニケーション」ということで、ご参加の皆様方は前提としてコミュニケーションに関してご興味のある方々だと思います。これはどんな場面でも共通して活用いただけるものですから、ぜひ今後のコミュニケーションスキルアップにお役立てください。

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【講演録】藤 重太氏「TSMCの強さと 台湾企業の強さの秘訣」
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【講演録】藤 重太氏「TSMCの強さと 台湾企業の強さの秘訣」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2023年06月29日(木)

「TSMCの強さと 台湾企業の強さの秘訣」
     ~台湾式「国益」のつくり方~

 講師:藤 重太 氏  (日台交流、国際経営アドバイザー)

1967年東京生まれ。
1986年単身で台湾に
渡り、国立台湾師範大学国語教学センターに留学。台湾大学国際貿易学部卒業。
1992年香港にて創業、現在まで㈱アジア市場開発の代表として28年間アジアビジネスをサポート。
台湾歴37 年。現在、台
湾シンクタンク「台湾日本研究院」の主任研究員もしている。

 

 皆さま、こんにちは。私は両親とも日本人(笑)で東京都江戸川区生まれです。千葉県の成田高校を卒業し18歳で単身台湾に留学しました。国立台湾師範大学で中国語を学び、台湾大学の国際貿易学部を卒業しました。卒業後、中国、香港を視察した後に25歳で起業しました。主な経歴の一つが講談社の100%子会社の台湾講談社メディアというところで5年ほど総経理(GM)を務めました。現在は台湾日本研究員という台湾のシンクタンクの主任研究員をさせていただいております。また台湾で2番目に古く、台湾の三大教育出版社のひとつ「南一書局」の顧問や台湾に進出している日本企業の顧問なども色々とさせていただいております。

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【講演録】内田 治氏「上手な文章の 書き方・作り方」
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【講演録】内田 治氏「上手な文章の 書き方・作り方」

【講演録】清話会セミナー    大阪◆2023年05月18日(木)

「上手な文章の書き方・作り方」
     ~文章は明確・正確・的確の〝三確〞~

 講師:内田 治  氏  (文章工房、フリーライター)

1941 年愛媛県松山市生まれ(現奈良県在住)。
愛媛大学文理学部法学科卒業。
刊工業新聞社編集局入社。松山支局を皮切りに和歌山市局長、編集局地方部課長、業務局副部長、編集局編集委員等を経て1995年退社。
1996年㈱カナオカ機材入
社、2020 年退社。
この間に、大阪産業大
学講師を務める。

はじめに
 私は大学を出てから新聞社で30年間記者をやりまして、その後カナオカ機材での24年間も含めて、60年近く文章に関わってきました。
 言葉は時代とともに変わっていくものです。今使っている言葉も昔からすれば、間違った言い方だとしても、今みんながしゃべっていたらそれが正しい言い方になるのです。現在、新聞や雑誌を読んだりするときに、今まで思ってもいなかった表現の仕方があったりもしますが、今、基準と認められている言葉や文章についてお話していきます。

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【講演録】今井 澂氏「ウォール街が 明年早々の停戦に 向けて動き出した」
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【講演録】今井 澂氏「ウォール街が 明年早々の停戦に 向けて動き出した」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2023年05月23日(火)

「ウォール街が 明年早々の停戦に 向けて動き出した」
     ~ウクライナをめぐって これからの世界経済の動向~

 講師:今井 澂 氏  (国際エコノミスト)

1935年東京生まれ。
慶應義塾大学経済
学部卒後、山一證券入社。
山一証券経済
研究所、山一投資顧問を経て、日本債券信用銀行に顧問として転職。
「証券から
銀行への珍しい転職」として脚光を浴びる。
公益法人年金シニアプラン総合研究
機構理事、NPO法人金融知力普及協会理事を歴任。
著書多数。

 

民主党政権化の米国は日本にとって強力な味方
 私は1987年に日本人として初めてアメリカのアナリスト協会で講演し、以来、ウォール街とは親しいのです。ゴールドマンサックスなどと良い関係を持っています。
 当時の日本は経済的に大いに成長し、1989年12月には株価が39000円まで上昇しましたが、その後日本の半導体産業が成功しすぎたことで、問題が起きました。東芝の子会社がソ連に工作機械や制御装置をノルウェー経由で輸出したことで、東芝製のラジカセを破壊するという事件が起き、アメリカは日本に対して大いに反発をしたのです。その頃私はテレビ番組に出演していましたが、その時期にクリントン大統領が日本を飛ばして中国を訪れるということをしました。

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【講演録】西畑 恭二氏 「〝小さな大企業 経営者〞に学ぶ」
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【講演録】西畑 恭二氏 「〝小さな大企業 経営者〞に学ぶ」

【講演録】清話会セミナー    大阪◆2023年04月20日(木)

「〝小さな大企業 経営者〞に学ぶ」
     ~独自の営業スタイルを確立躍進続ける〝異常な会社〞~

 講師:西畑 恭二 氏  (株式会社ニシハタシステム 代表取締役社長)

1961年東大阪市出身。
近畿大学理工学
部卒。
大手OA 機器メーカー入社、マネー
ジャーなど経験し多くの実績をあげて退職。
2006 年㈱ニシハタシステム設立、代
表取締役社長に就任。
緊急地震速報機器
の普及に携わり、導入全国No1の実績を誇る緊急地震速報安否確認システムも開発。

 

評価点71点いつかキーエンスを抜きたい
 弊社は会社設立17年です。創業でいいますと、その3年前にみなし法人で駐車場の一角の土間のようなところで小さな事務所としてスタートしました。その後もずっとガレージでした。人間は見栄を捨てるとかっこ悪いという感覚が全くなくなるものです。私は過去に一度だけ、商売をやっていて土下座をしたことがあります。それも売込みでです。土下座ができた自分が偉いなと思ったのと同時に、そのときに自分の殻が破れたような気がしました。

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【講演録】平戸 裕馬氏「農業の事業承継と 新規就農の実態」
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【講演録】平戸 裕馬氏「農業の事業承継と 新規就農の実態」

【講演録】清話会 リモートセミナー    東京◆2023年04月06日(木)

「農業の事業承継と 新規就農の実態」
     ~熊本からつなぐ日本農業の未来~

            

 講師:平戸 裕馬 氏  (㈱WithFarmer 代表取締役)

2016年 明治大学農学研究科農村計画学専攻修了。
    ㈱日本政策金融公庫農林水産
事業入庫。
2018年( 公・財)SAWADA 
FOUNDATION にてHIS 澤田秀雄氏の元で、2年間経営の修行を積む。
2020年  12 月(株)WithFarmer 設立。農業分野において、生産から流通・販売までのバリューチェーンを学び農業と食のトータルコーディネートに従事。

 

学生時代に日本中の農家を訪問
感動と共に課題を感じる
  ㈱WithFarmer(ウィズファーマー)の平戸と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
弊社は設立が2020年の
12月2日で、3期目を迎えたところです。
 社員5名と、僕が元々いたHISの澤田秀雄元会長が作られた澤田経営道場という経営塾がありまして、そこからの研修生が1名おりまして、合計6人で会社運営をさせていただいております。本社は東京にあるのですが、現在はあまり使ってなくて、メインは熊本でこれからご説明する承継事業というものを展開させていただいております。
 事業は後ほど説明いたしますが、2020年に農林水産省のビジネスコンテスト「イナカム」というものがありまして、こちらで300の応募の中から特別賞をいただき、国としてもこういったモデルを推進していきたいということで、事業化して展開していこうという実証実験的に始めさせていただき、今に至っております。

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【講演録】眭 世荣氏「中国のシリコンバレー・ 深圳は どこに向かおうとしているか」
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【講演録】眭 世荣氏「中国のシリコンバレー・ 深圳は どこに向かおうとしているか」

【講演録】清話会 ランチセミナー    東京◆2023年04月25日(金)

「中国のシリコンバレー・ 深圳は どこに向かおうとしているか」
     ~中国・深圳とZoomでつないで眭世荣教授によるリモート講演会~

 講師:眭 世荣 氏  (広東省高智新興産業発展研究院 教授)

1962年中国・深圳生まれ。
中山大学に
て計量経済学修士、清華大学経済管理学院にて経営学修士を修得。
広東省半導体
光源産業協会副会長兼事務局長、広東半導体照明産業共同イノベーションセンター・ディレクター、深圳 LED 産業連合会副会長兼事務局長、
全国半導体産業
同盟副事務局長等を兼任。

逐次通訳:林 媛 氏  

 

 皆さんこんにちは。今日はこのような機会をいただき光栄に思います。
 今日は、「研究所の紹介」「深圳市の紹介」「深圳の産業の現状と計画」「深圳と日本の経済・貿易協力」「深圳の未来と課題」、以上の5つの側面からご紹介させていただきます。
 広東省高知能新興産業発展研究院は2015年、省の科学技術部の指導の下、広東省半導体照明産業共同イノベーションセンターが設立され、開始されました。省レベルの新しいタイプの研究開発機関です。現在、広東省新世代通信・ネットワーク、第三世代半導体材料などの主要科学技術プロジェクトのサポートを担当しています。
 現在、同センターは「広東省新世代通信・ネットワーク」「第三世代半導体材料」などの主要な科学技術プロジェクトのサポートを担っています。 そして広州、佛山、深圳の各都市の産業計画、研究、政策などを担当しています。 広州、佛山、深圳の産業計画、研究、政策協議、主要プロジェクトやハイエンド人材チームの紹介も担当しています。

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【講演録】木村 幸雄氏「世界の水問題の解決に 技術で挑戦」
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【講演録】木村 幸雄氏「世界の水問題の解決に 技術で挑戦」

【講演録】清話会リモートセミナー    東京◆2023年02月17日(金)

「世界の水問題の解決に技術で挑戦」
     ~空気から水を作る機械で未来に貢献~

 講師:木村 幸雄 氏  (㈱ Ai Heart Japan( アイハートジャパン)代表取締役)

世界初の吸着式AWG(飲料用)を手掛け、完全オリジナル吸着式AWGのエンジン開発に着手。
飲料用のほか水耕栽培、養殖、
ビル緑化などの潅水、水道配管の整っていない場所での浄水、災害時の浄水、機械洗浄水など
風力発電やごみ処理システ
ムとのタイアップで国内外に広めるべく挑戦。

 

 こんにちは。Ai Heart Japan代表の木村と申します。
 当社の空気から水を作るという機械は、将来的にいろいろな方向性を持って考えられると思いますので、皆さんに情報を共有していただきたいと思っています。
 まず当社がチャレンジしてきたこと、タイトルを、Ai Heart プロジェクトと言いまして、「命をつなぐ安心安全な水を世界中の方に平等に」、という目標を持ってチャレンジしている企業です。
 当社は2021年3月30日に設立したばかりの大変若い会社です。親会社には有限会社ジィーウェイという21年の歴史がある会社があり、愛知県安城市、三河安城という所で二人三脚で開発、研究を行っています。

水の惑星・地球でも飲める水はほんのわずか
 早速ですが、世界の水事情を簡単に分かりやすいように説明していきたいと思います。まず、水の惑星といわれている地球、こちらが3分の2は水で覆われていると聞くと、すごく水に恵まれた惑星のように思えますが、その中で淡水はわずか2・5%ほどしかありません。その中でも生活に使える水はさらに少なくて、0・01%といわれます。プールの水でいうと、25mのプールで実際に使える水は、スプーン1杯ぐらいという計算になります。そのように惑星の中で使える水は思っている以上にほんのわずかだということです。

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【講演録】藤田 文武氏 「転換期の日本〞に 挑む維新」
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【講演録】藤田 文武氏 「転換期の日本〞に 挑む維新」

【講演録】清話会セミナー    大阪◆2023年03月18日(土)

「〝転換期の日本〞に挑む維新」
     ~統一地方選・大阪府知事、市長選の戦い!~

 講師:藤田 文武 氏  (衆議院議員、日本維新の会幹事長)

1980年大阪府寝屋川市生まれ。
2006年
スポーツマネジメント企業勤務、執行役員。
2010年会社設立。
2017年10月衆議院議
員総選挙(大阪12 区)落選。19 年4 月衆議院議員補欠選挙(大阪12区)で当選。党広報局長・党政調副会長など歴任。
2021
年10月衆議院議員総選挙にて当選。日本維新の会幹事長に就任。

 

維新の会が危うい時期に逆にスイッチが入った
 日本維新の会で、現在幹事長を仰せつかっている衆議院議員の藤田文武と申します。私はまだ2期生ですが、幹事長という役目柄、選挙前のこの1ヶ月ぐらい全国を飛び回って過ごしております。
 幹事長という役目は政党の運営責任者のようなもので、政策を表で話したりはしますが、仕事のほとんどは政党経営のようなことをやっています。候補者を選抜したり、各地の支部である都道府県連のお世話をしたり、統一地方選挙の勝率を上げるための様々な戦略を考えて、ほとんどの時間を費やしています。
 大阪では維新の会が自民党を倒して今は与党になっておりますが、国政でも維新の会の勢力が大きくなることで、どのように政治が変わっていくのか、そして我々がどんなことを目指し、取り組んでいるのかを知っていただき、維新の会は希望がある、と思っていただけたらと思います。

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【講演録】藤代 宏一氏「日本経済の行方」
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【講演録】藤代 宏一氏「日本経済の行方」

【講演録】清話会リモートセミナー    東京◆2023年03月22日(水)

「日本経済の行方」
     ~新体制の日銀はどう動くか~

 講師:藤代 宏一 氏  (第一生命経済研究所 経済調査部・主任エコノミスト)

2005 年 第一生命保険入社。
2008 年 みず
ほ証券出向。
2010年 第一生命経済研究所
出向を経て、内閣府経済財政分析担当へ出向。2年間経済財政白書の執筆、月例経済報告の作成を担当。
2012年に帰任。そ
の後、第一生命保険より転籍。
2018年 参
議院予算委員会調査室客員調査員を兼務。担当は、金融市場全般。

 

 まず世界経済や日本経済の現状分析に加えて、金融市場の動向を読むという、資産運用なども含めて、先々のマーケットがどう動いてくるかといったところをお話したいと思います。
 普段から金融市場を詳しく追いたいというご要望がございましたら、ぜひ第一生命経済研究所のホームページをご覧ください。私はそこで、ほぼ毎日レポートを書いていて、大体昼前ぐらいには、前日から24時間何があったか、どんなふうに動きそうか、当面の注目点はここ、といったことを随時入れております。米国中心に経済指標の解説も網羅的にやっておりますので、金融機関にお勤めでない方でも、十分な情報がご確認いただけると思います。

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【講演録】花田 紀凱氏「安倍晋三氏の功績と その後の日本」
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【講演録】花田 紀凱氏「安倍晋三氏の功績と その後の日本」

【講演録】清話会セミナー    大阪◆2023年02月01日(水)

「安倍晋三氏の功績とその後の日本」
     ~総理に必要な「国家感」とは何か!~

 講師:花田 紀凱 氏  (月刊『HANADA』編集長)

1942年 東京生まれ。
       東京外国語大学英米科卒業、文芸春秋社入社。
1988年『週刊文春』編集長、スクープ連発。『マルコポーロ』編集長、
    『UNO』創刊編集長、『メンズ・ウオーカー』編集長、
    『編集会議』編集長、『WILL』創刊編集長を経て、
2016年 月刊『Hanada』編集長。
    マスコミのコメンテーターとして活躍。

 

 

 花田でございます。どうぞよろしくお願いします。月刊『Hanada』という雑誌をやっています。
 昨日辺りの国会を見ていてもまったく腹立たしいです。岸田総理のご子息が、ロンドンで公用車を使ってお土産を買ったということを、野党が追及していました。秘書官として、彼がいなくてもいいのであれば、その間に大使館差し回しの車を使って閣僚へのお土産を買うというのは別に大した問題ではありません。国会で取り上げるような問題でもありません。しかも野党の誰かが見つけてきたネタではなく、『週刊新潮』が報じたものを、週刊誌のコピーを片手に国会で質問をしているのですよ、情けないと思いませんか。
 昔は、自分で取材をして、それで政府批判の材料を集めて国会でぶつけていましたが、今は、週刊誌で報じられていることを追及する、こんな野党を誰が信頼すると思いますか。支持率が上がらないのも当然です。だから岸田総理は安泰です。何もやらなくても、相手の支持率が全然伸びないわけですから。

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【講演録】糟谷 敏秀氏「最近の激動するエネル ギー事情を解読する」
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【講演録】糟谷 敏秀氏「最近の激動するエネル ギー事情を解読する」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2023年02月08日(水)

「最近の激動するエネルギー事情を解読する」
     ~東京ガスの状況から見えてくること~

 講師:糟谷 敏秀 氏  (東京ガス㈱執行役専務 海外事業カンパニー長、元特許庁長官)

1961年兵庫県加東市出身。
東京大学法
学部卒業、ハーバード大学経営大学院MBA、資源エネルギー庁電力・ガス事業部⻑、
経済産業省大⾂官房総括審議官、
製造産業局⻑、経済産業政策局⻑、大⾂官房⻑、特許庁⻑官などを歴任し21 年退官。
同年東京ガス㈱参事、22年4月より
現職。

 

 今日は、最近、エネルギー企業を取り巻く3つのトレンドについてお話ししたい。
 第一に、電力・ガス事業制度改革により、従来の枠組みを超えた競争が激化している。第二に、地政学リスクが高まる中、エネルギー安定供給の重要性が高まっている。第三に、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという国家目標を受けて、それぞれの産業界、企業でも脱炭素への取組が待ったなしとなっている。
 エネルギー企業には、競争が激化する中、エネルギー安定供給と脱炭素化を両立させていくというチャレンジが求められている。

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【講演録】佐伯 優氏「改正電帳法と インボイス制度 要点解説」
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【講演録】佐伯 優氏「改正電帳法と インボイス制度 要点解説」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2023年01月26日(木)

「改正電帳法とインボイス制度要点解説」
     ~令和5年10月スタート!中小企業が押さえておくべき肝の肝~

 

 講師:佐伯 優 氏  (佐伯優税理士事務所所長)

山口県生まれ。
福岡大学卒業後、都市ホ
テル会社入社。
73年旧郵政省入省、特殊
法人の予算と決算作成に関わり企業経営に関して客観的な数字で話せることの大事さ、大切さを痛感。
2000年に佐伯優
税理士事務所を開設。全国にいる顧問先が元気を出して事業に取り組めるよう日々奔走している。

 

インボイスは消費税の適正な額を証明する書類
 消費税のインボイス制度の要点を解説いたしますが、正式名は「適格請求書等保存方式」と言います。この制度が令和5年10月1日からスタートします。
 スタートの時期は分かったけれど、何が変わり、どのように対応すればいいのかというところに疑問があると思います。政府の方針もころころ変わって、つい最近も税制改正したという形で緩和措置が取られたりしています。われわれ税理士も未だに対応し切れない部分があり、今回は私の分かる範囲内でのご説明になります。
 ①企業が検討・準備すべきポイント、②現行と比べてどのような点が変わるのか、③帳簿、請求、仕入れ税額控除の取扱い
 この三つを柱にしてポイントと留意点をお話しさせていただきます。

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【講演録】佐藤 正久氏 「我が国の 安全保障環境」
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【講演録】佐藤 正久氏 「我が国の 安全保障環境」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2022年12月19日(月)

「我が国の 安全保障環境」

 


 講師:佐藤 正久 氏  (参議院議員)

 

ロシア・中国から見れば日本列島は邪魔な位置にある
 今、いろいろな意味で日本を取り巻く安全保障環境が厳しいことは皆さんご存じのとおりです。逆さ地図で見ると、「日本列島には地政学的に三正面ある」と言われています。一つはロシア側の北正面、もう一つは朝鮮半島側の西北正面、そして、台湾側の南西正面の三つです。この三正面に対しての備えを日本は様々な形で行ってきました。
 第二次世界大戦当時、ソ連はできれば東北ぐらいまで欲しかったのです。なぜかというと、ウラジオストクから昔の極東艦隊、今の太平洋艦隊が太平洋に出るためには日本列島が邪魔で仕方がなかったからです。北海道、そして東北まで押さえてしまえば、太平洋艦隊が宗谷海峡と津軽海峡を自由に通行することができます。要は、相手のほうから見ないと、視点を見誤ることになります。どうしても自分の視点から見がちですが、向こうからどう見られてるかという部分を常に考えないといけません。

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【講演録】リーナ・アンナーブ氏「ヨルダン駐日大使閣下をお招きし、 国の成り立ちと可能性を発見する 」
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【講演録】リーナ・アンナーブ氏「ヨルダン駐日大使閣下をお招きし、 国の成り立ちと可能性を発見する 」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2022年12月08日(木)

「ヨルダン駐日大使閣下をお招きし、国の成り立ちと可能性を発見する」
 ~通訳に高島康司氏を招き中東の歴史や現状を深く理解する~

                                        

 講師:リーナ・アンナーブ 氏  (駐日ヨルダン大使閣下)

 


 通訳:高島 康司氏 (社会分析アナリスト・著述家) 

 

 

ヨルダンと日本との二国間関係について
 皆様こんばんは。駐日ヨルダン大使のリーナ・アンナーブです。2019年に日本に着任しました。今日のセミナーは英語で話すことをお許し下さい。私は今、日本語を勉強しています。
日本語が大好きです。いつか日本語でスピーチができるように頑張ります。本日はありがとうございました。

(以後は、高島康司氏による通訳で)皆さんこんばんは。今回この席に集まって下さったことに心から感謝申し上げます。同僚のモハマド・アル・カルディと、秘書の小林さんと共にここに来ることを本当に嬉しく思っています。
 ヨルダンと日本の二国間関係についてお話させていただいた後、プレゼンテーションに移りたいと思います。

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【講演録】山本一博氏「この停滞状況をどう突破すべきか」
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【講演録】山本一博氏「この停滞状況をどう突破すべきか」

【講演録】清話会セミナー    東京◆2022年11月11日(金)

「この停滞状況をどう突破すべきか」
     ~90分で分かる日本経済停滞の理由と脱却の糸口~

 

 講師:山本 一博 氏  (㈱戦略経営研究所 代表取締役社長)

1955年和歌山県生まれ。
多変量解析総合評価分析を利用した「SPLENDID21」の開発者として多くの会計事務所、中小企業、中堅企業、上場企業を指導中。
「科
学的経営」を志向する経営コンサルタント。
経営陣も見逃していた問題点に対す
る的確な指摘に、上場企業トップが驚きを隠さない。

 

 戦略経営研究所の山本です。企業分析を仕事にしておりまして、ちょっとプロフィールを紹介いたしますが、その前に、最強の将棋指しは実は藤井竜王ではないというのはご存じでしょうか。それは人ではなく、Google の開発したAlphaZero というソフトなんです。なんでそんな話をするかというと、実はもう人間の頭がコンピューターソフトには勝てないということを意味しているわけです。

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