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清話会創立80周年記念講演会 第一弾(2/19)への想い

◆おかげさまで80周年!◆
清話会 創立80周年 特別講演会

1938年2月に創立以来、2018年2月で清話会は80周年を迎えます。

1938年、つまり戦前に創立されたことを意識しながら、第一弾の記念講演会講師お二人にご登場いただくこととなりました。

木村 清氏((株)喜代村〔すしざんまい〕代表取締役)   

「すしざんまいの木村社長」というと、毎年、新春の築地市場・マグロの初競りで最高額で落札する社長、というイメージが、やはり強烈だと思います。

そこから転じて、さらにあのでっぷりとした風貌もあいまって、「金満家」「派手好き」「ワンマン」といったイメージを持たれる人も、あるいはおられるかもしれません。

◆もともと「パイロットになりたい」と思い、15才で航空自衛隊に入隊、しかし、訓練中の事故で目を負傷し、5年9ヵ月で退官、パイロットになる夢を断念、実業の世界に入り「木村商店」を創業します。
   
その後バブルがはじけ、銀行から借り入れしていた百数十億円の返済に追われるも、4,500万円まで返済。しかし、「メインンバンクの裏切り」で、その一括返済を迫られました。その苦境を救ってくれたのが仲間たちだったと言います。

◆24時間営業の「すしざんまい」本店を築地場外にオープンしたのは2001年。築地を訪れる観光客が減り、閑古鳥が鳴いていたこの時期、「築地に人を集めてもらえないか」と相談されたのがきっかけだと言います。

 ◎波乱万丈・すしざんまい社長の初競りマグロ落札は恩返し http://bit.ly/2ytQ1Z0

◆さて、北アフリカ(エチオピアの北)にジブチという国があります。ここからほど近いソマリア沖は、キハダマグロ、バチマグロその他の世界的な好漁場。
ところが2005年頃から、ソマリア沖に海賊が出没し被害を与えていた、というのは覚えておられる方も多いと思います。

「日本の自衛隊や、アメリカ、フランス、ドイツ、スペインなど各国の軍隊が艦艇や哨戒機を派遣するなどして、海賊が出ないように努力」しているなか、自衛隊OBの木村氏にも要請があり、「どうして海賊が出るんだろう」と現地に飛び、その背景を調べると、2004年に起きたスマトラ沖地震による津波による大被害で生活ができなくなった漁民などが海賊化していたことが分かってきました。

「現地で海賊が生まれる原因をなくし、彼らが今後暮らしていくための形を整えて」いくのがよい、と考えた木村氏は、彼らと徹底的に対話をし、一緒にやっていこう、という方向で動くことになりました。

そんな活動が評価され、ジブチ政府から勲章を授与された、とのこと。

 ◎すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!--ミサイルでは、解決できないことがある  http://bit.ly/2zdLddZ
  

◆こう見てくると、木村社長は、人と人との心のお付き合い思いの先にビジネスを置いているのではないか、という気がしてきます。

なぜお手頃価格にこだわるのか、その底辺にある幼い頃の、母親から教わった話、さらには、すしざんまいの人育て・活性化の話、等々、当日は、木村社長の思いと人柄に触れる機会になることと思われます。

二代目・林家三平師匠   

昨年(2016年)、『笑点』大喜利の新メンバーに抜擢されて以来、様々な評判がつきまといがちのようですが、長寿人気番組だけにそれまでの歴史、過去の先輩たちとの比較で見られてしまうのは、致し方のないところかなと思われます。

◆その二代目・林家三平師匠ですが、昨年3月、祖父(戦後まもない1949年に亡くなった七代目・正蔵師匠)が作った国策落語「出征祝」を披露されました。

「国策落語」とは、「戦意高揚のため軍部と歩調を合わし、国民を戦争に協力させていくために作られた」落語で、七代目・正蔵師匠をはじめ当時の人気落語家が創作したものだそうです。

 「戦争に負けたという事実をどう捉えますか」—今、林家三平さんが国策落語に挑むわけ
http://bzfd.it/2z8zvxW

「いまの時代は平和でものも自由に言える。これからの社会を考えたいと思う人たちの前で、国策落語はまだまだやってみたいと思っています」という三平師匠のコメントが、上記ウェブに載っています。

◆さて、知る人ぞ知る、二代目・三平師匠は語学が得意で、英語、中国語で落語を行い、中国では何回か高座にも上がっておられます。
    
 ◎2017年は心地よい1年に 中国でも受けた落語の妙味 落語家 林家三平師匠
   http://bit.ly/2COKpuV

上記ウェブによると、お父さんの初代・林家三平師匠は、二代目(現)三平師匠が9歳のときに亡くなっていて、こう回想されています。
    
「父は特攻要員なんです。金沢の連隊から千葉県の海岸に連れて行かれて本土決戦でアメリカ軍の戦車が上陸してきたら竹竿の先に爆弾をくくりつけたのを持って、 ぶつかって戦車ごと死ぬわけです。
父はそういうことは語らなかったんです。
なんであんなに明るい父が生まれたんだろうって思うと、一回、多分、父は千葉の海で戦死しているんですね、気持ちで。生まれ変わって三平になっているんだ。
お笑いの爆笑王に、魂を創りあげたんだと思うんです」
    
◆「すしざんまい」の木村清社長も、パイロットを目指して15歳で航空自衛隊に入隊された。    
二代目・林家三平師匠にも、父の初代・三平師匠が「特攻要員」だった人生が、「国策落語」を語る、という活動を通じて、生きているように思えます。

戦前に創立した清話会が、今日まで続いてこられたことを講師お二人の思いに重ね合わせて80周年を迎えたい、そんな思いがしております。

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■■第一弾 2018年 2月19日(月)14:00~16:30

●第一部(14:10-14:50)
「おめでたい噺をおめでたい席で」
二代目 林家三平師匠(落語家)
1970年東京生まれ。昭和の爆笑王・初代林家三平の次男、祖父は七代目林家正蔵。

90年 林家いっ平として落語家の修業に入る。93年 ニッ目昇進。2012年9月下席より真打昇進。現在、三平の資料館「ねざし三平堂」堂長を務める。

「笑点」大喜利レギュラーメンバーの他、テレビ番組、CM、舞台、ラジオ等で大活躍。

●第二部(15:15-16:30)
「すしざんまいが目指す経営と人づくり」
木村 清氏(㈱喜代村 代表取締役)
1952年千葉県生まれ。パイロットを志し15才で航空自衛隊第4術科学校生徒隊に入隊。その後弁護士を目指し司法試験にチャレンジ。79年「木村商店」創業、 同年中央大学法学部(通信制)卒業。85年㈱喜代村設立。2001年「すしざんまい本店」を築地場外に開店。現在、関東に43店舗、九州に5店舗、北海道に2店舗、関西に2店舗、愛知・名古屋に1店舗の計53店舗を展開。また、築地場外市場に鮮魚店を直営する他、魚介類をはじめとした食材の輸入・製造卸・販売等の水産食品事業も手掛けている。さらに、近年は、アジアやアフリカ、南太平洋諸国などの発展途上国への漁業支援なども手掛けている。

■会 場   エッサム神田ホール2号館 3階  ※1号館とお間違えないように。
 〔JR「神田駅」(東口・北口・西口)徒歩2分、東京メトロ銀座線「神田駅」4出口徒歩2分、東京メトロ丸の内線「淡路町駅」A1出口徒歩5分、都営新宿線「小川町駅」A2出口徒歩5分〕

*定員 先着150名様!

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★清話会 創立80周年 特別講演会  

第一弾:2/19〔林家三平師匠+木村清氏〕

第二弾:3/9〔橋下徹氏〕

■第一弾(2/19)参加費  
  清話会会員 10,000円 (税込・同伴者も同額)  
  一 般    20,000円 (税込)  

■第二弾(3/9)参加費  
    清話会会員 10,000円 (税込・同伴者も同額)  
  一 般           30,000円 (税込)  

★お得なセット券をぜひご利用下さい!★
 2/19+3/9のセット券 会員 15,000円(税込・同伴者も同額)
            一般 40,000円(同上)


※無料聴講券はご利用いただけません。

■お申込み  清話会HP右上の「お申込みはコチラ」からどうぞ。
もしくは、下記を切り取り、清話会オフィスまでメール info@seiwakai.com  にてお願いいたします。

——キリトリ—————————————–
■清話会 創立80周年 特別講演会 
    ・第一弾(2/19:林家三平師匠+木村清氏)のみ参加希望
 ・第二弾(3/9:橋下徹氏)のみ参加希望
 ・2/19+3/9のセット券希望
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