【特別リポート】
「大阪のワクチン情報:ワクチンを接種して」
安田紘一郎(清話会関西支局長)
ワクチン接種に強い思いがあったわけではなく、むしろ接種予約に右往左往される方々の報道を冷ややかに見ていて、そのうち、接種が必要な事態になれば国の方針に沿って“で掛りつけの医院”に相談する、そんな算段でいました。
6月初めに定期的の診察をして頂き処方箋を発行して頂いている”掛り付けのお医者様”より「ワクチンはどうされましたか?」と質問され「全く何もしていませんが」と答えたら「それでは当院で接種しましょう」とトントン拍子に話が進み当方の都合も考慮いただき、第1回接種日が「6月11日」に決まりました。
改めて大阪のワクチン情報を見てみると大阪での一日の接種予定が「国は国際会議場6月7日より5000回・大阪府はマイドーム大阪6月19日より3000回・大阪市がインテックス3000回・加えて地元の市が主体の接種会場が6月14日より4ケ所1500名、そして掛りつけ医の多数が6月早々より接種を初めており夏に向かって一気に加速する雰囲気です。
私はその掛りつけ医での接種を選んだわけです。
そして当日、指定されていた接種券、保険証、お薬手帳と予め配布された問診票を持参し、かかりつけ医院へ。
指定された時刻の少し早めに医院到着、すでに数名の接種予約者が待機されていました。
担当の方より、本人確認、体温測定と予診票提出と簡単な健康確認があり待機室へ。
定刻、接種会場に入り、まずは問診、接種、そして接種後待機室に移動、
接種担当医と3名の看護師さんとによる見事な連携作業に安心感と満足度100%
医者の“接種します”の声で「チクッ」として終了……
15分間の接種後状態確認時間になると接種後預かった小さなベルが鳴り、看護師さんより再び体調確認の問診があり「出来れば今日一日は無理をされずに何か異変があればすぐ連絡を下さいね」の注意を聞いて終了。接種時間は待ち時間も併せて30分。
例年のインフルエンザ予防と何ら変わらないワクチン接種でした。
あくる日「6月12日(土)」に関係している団体の総会が110名ほどで開催され私も参加しました。
勿論緊急事態宣言中なのでアルコール無しなど完全な感染予防での開催であったが参加者は80数名の方々が65歳以上でワクチン対象年齢でした。
その中の65名の方にワクチン接種について行われたアンケートに関心がありました。
1.ワクチン接種は希望しない: 5名
2.まだ接種が何も決まっていない: 8名
3.1回目の接種が終わった、又は日程が決まっている: 49名
(その中で2回目の接種日が決まっている: 42名)
4.2回目接種が終わった: 3名
「予想したより以外に早いワクチン接種です。来週からはフル回転で接種が進むことが予想され日本国内のワクチン接種を希望する人の80%程度が10月には終わる事も考えられる」と同席した医療関係者の雑談の中の話でした。