【講演録】今井 澂氏「安倍さん亡きあとの日本」
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【講演録】今井 澂氏「安倍さん亡きあとの日本」

講演録 清話会セミナー 東京◆2022年9月8日(木)

日本と世界の経済 以前強気なその訳…今井 澂

 

         今井 澂 国際エコノミスト

1935年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒後、山一證券入社。山一証券経済研究所、山一投資顧問を経て、日本債券信用銀行に顧問として転職。英国との合併会社「日債銀ガートモア」社長件会長を兼務。公益法人年金シニアプラン総合研究機構理事、NPO法人金融知力普及協会理事。著書多数。

 

 

安倍さんがかつて首相になったときと同じことが意図的に起きている

 安倍晋三元首相を殺害した山上容疑者が、自分の母親が旧統一教会に洗脳されさんざんお金を寄付した挙句に破産した、というストーリーを出しました。そのために、旧統一教会イコール悪。そこに関与する政治家イコール悪。安倍さんも悪。自民党そのものも悪である、というストーリーで今やマスコミはいっぱいです。が、それは間違っています。
 そんなことを言うのなら、それ以外にも、それこそ公明党の創価学会だって政教分離の観点からどうなのか、という議論になるはずですが、それは誰も言わない。20年も前の破産です。20
年の間、教団幹部を襲わないで、なぜ幹部でもない安倍さんを襲うのか。誰も言わない。旧統一教会だけが言われている。

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第19回 「経営者に求められる経営技術の構築」 小池浩二
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第19回 「経営者に求められる経営技術の構築」 小池浩二

モノづくりに技術があるように経営にも技術がある。外部環境の影響をもろに受ける中小企業は経営の技術を構築しなければ「社長のやる気=頑張リズムだけ」では続かない。つまり、思い付きの経営から脱皮し、利益を叩き出していくためのルールと基準、そしてシステムをつくることが経営の技術である。

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【特別寄稿】「どうする家康」(西川りゅうじん)
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【特別寄稿】「どうする家康」(西川りゅうじん)

「どうする家康」…西川りゅうじん

~2023年 NHK大河ドラマ記念特別企画~
《戦国サバイルの最終勝者》

拓殖大学客員教授 西川りゅうじん

 1960年神戸生まれ。母方は京都。一橋大学経済学部・法学部卒業。マーケティング戦略のエキスパートとして産業と地域の元気化に尽力。モリゾーとキッコロ・せんとくん・焼酎ブーム・ヒルズ・人気のまちの仕掛人。各地を訪れる際に、神社・仏閣・城郭を実地に巡る。家康公が眠る日光市まちづくりアドバイザーとして「じゃらん」人気ランキング1位に輝いた「道の駅日光日光街道ニコニコ本陣」のプロデュースに携わる。また愛知県「武将のふるさと愛知」の軍師、静岡県・静岡新聞社の地方創生セミナーの講師を務め、徳川家ゆかりの地の活性化に努める。

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【講演録】一坂太郎氏「幕末の゛日露交渉”」
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【講演録】一坂太郎氏「幕末の゛日露交渉”」

講演録 清話会セミナー 大阪◆2022年9月27日(火)

北方四島・樺太など国境問題の原点!…一坂 太郎

 

一坂 太郎  作家、萩博物館特別学芸員

1966 年兵庫県芦屋市出身。大正大学文学部史学科卒業。現在、山口福祉文化大学・特任教授、萩博物館・高杉晋作資料室長、防府天満宮歴史館顧問を兼任。長州維新史を中心に研究・執筆。著書に、『高杉晋作の「革命日記」』『吉田松陰門下生の遺文』『久坂玄瑞遺墨』『萩と日露戦争』など多数。

 

交易と国境問題解決を迫り繰り返しやってきた

 ロシアは18世紀の終わり頃に日本と交易を望むようになってきます。
16世紀後半ロシアは、アストラハン(ハン国)を征服し、シベリアを服従させ17世紀半ばには東の海に到達し、とうとう日本の隣の国になってしまいます。もう一つ、食糧不足という問題がロシアにはあったので、それを黄金の国とされた日本との交易によって解決したいという切実な思いもありました。

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[障がい者の権利を侵す社会に 出された勧告を受け止める」 引地 達也
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[障がい者の権利を侵す社会に 出された勧告を受け止める」 引地 達也

障害者権利条約に関する日本の取組みに対し国連障害者権利委員会は9月、2014年の条約締結後初めて日本政府への勧告(総括所見)を出した。懸念が93項目、勧告は92項目あり、特に18歳までの障がい児者を分離して教育する「特別支援教育」の中止の要請と精神科病院の「強制入院」を可能にしている法令の廃止の2点の勧告が注目された。
 日本政府及び社会が「必要」としているこれら2つの存在は、国際基準とのズレを浮き彫りにした格好である。

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第43回『会社の創業精神を伝える語り部』(小池浩二)
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第43回『会社の創業精神を伝える語り部』(小池浩二)

家訓なくとも家族はまとまるが、理念なき会社はまとまりにくい
 一般的な組織(趣味の世界、学校等)の特徴は、基本的な価値観の似ている人が集まるのでまとまりやすいことです。
 しかし、中小企業という組織は例外で、育った環境が違う、年代が違う、何が好きか嫌いかという価値観の違う人たちが偶然に同地域に住んで、通勤距離が短い等の物理的理由で一つの会社に集まり、組織をつくります。これが多くの中小企業です。
 価値観の違う人たちが集まって組織をつくるわけですから、放りっぱなしの状態ならば確実に崩壊します。そもそもチームとは、仕事に必要な数人が集まったから「チーム」になるわけではなく、大前提として、メンバー全員がチームの一員である当事者意識を持ったうえで、チームの共通の目的、達成する目標、それに向かうためのプロセスを共有する集合体なのです。

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第8回 円安を享受し得る企業 千葉 明(2022.11月)
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第8回 円安を享受し得る企業 千葉 明(2022.11月)

 24年ぶりの「円買い介入」でも1ドル・145円水準に逆戻り。なぜ、は他に譲る。円安を享受し得る企業を、幾つかの角度から考えてみる。
 ここからの日本株を考える時、需給関係の視点から「資金力を伴う外国人投資家の姿勢」は大きな意味を持つ。円安は「外国人投資の日本株買い」にプラスに働くはずだ。が、投資家主体別投資動向をみると、2021年の外国人投資家は低水準「売り買い交錯」。22年は8月末段階で2兆7000億円近い売り越し。しかし現に外国人投資家が相応の持ち株比率で、且つ比率が着実に増えている企業はある。

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【映画・TV・アニメ評】 オッドタクシー (ゲン・マーサー)
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【映画・TV・アニメ評】 オッドタクシー (ゲン・マーサー)

【アニメ評】オッドタクシー
最終回で全容が明かされ、心が揺さぶられるミステリアスなアニメ

  

 2021年4月から6月までテレビ東京の深夜帯で放送された日本のアニメ。
 タクシードライバーを主人公にしたドラマは以前からあったが、このアニメの主人公小戸川宏もその設定である。タクシーと言えば、日々様々な客を乗せて走る職業で、このアニメではその客たちとの会話や行動により不可解な事件に巻き込まれていくミステリーである。

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「サントリーと「社会教育施設」を インクルーシブな場とするために」 引地達也
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「サントリーと「社会教育施設」を インクルーシブな場とするために」 引地達也

 みんなの大学校が2022年度の文部科学省「地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進」事業による委託研究の1つに「地域と指定管理業者による障害者の生涯学習の場づくりの研究事業」がある。これは全国各地域にあるイベントホールや美術館、博物館、公民等のいわゆる「社会教育施設」を、障害のある人にとっても「障害」なく訪問し、学び、活動できる場にするための研究と実践、広報を行っていく内容である。

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第42回『標準化で仕事の達成レベルを上げよ』(小池浩二)
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第42回『標準化で仕事の達成レベルを上げよ』(小池浩二)

標準化ができない会社はムダばかり
 中小企業は日常業務の標準化、体系化が苦手です。標準化とは、ある業務に関する一定レベルの知識・技術の習得を誰もが可能にすることです。
 だから、標準化ができていない会社に退職者が出ようものなら大変。一からやり直しになってしまいます。やり直しのレベルで済めばまだよいけれど、どんな仕事の進め方をしていたかを誰もつかんでいないためにマイナスからのスタートになり、新人は大変な会社に来たものだと3カ月ぐらいしたら辞めてしまうのです。

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第19回:「ネクストプレナー第一号の船出」(河本和真)
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第19回:「ネクストプレナー第一号の船出」(河本和真)

ネクストプレナー第一号との出会い

 ネクストプレナー大学で事業承継の準備を進めていた一人の青年(冨田氏)が、この度2021 年8 月に事業承継を成功させた。冨田氏はネクストプレナー大学出身者初の事業承継者であり、ネクストプレナー大学はネクストプレナー第一号を輩出したこととなる。

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トップインタビュー 西村拓郎氏「令和パチンコ革命」
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トップインタビュー 西村拓郎氏「令和パチンコ革命」

トップインタビュー「令和パチンコ革命」 東京◆ 2022 年9月6日《Top Interview》 with 西川りゅうじん

地域と共に歩むアミューズメント!

日本遊技関連事業協会会長 日拓ホーム社長  西村 拓郎

1969年東京都生まれ。高校・大学時代をアメリカ東海岸で過ごした後、1991年に帰国し、父が経営する日拓グループに入社。2003年、33歳で代表取締役社長に就任。日本青年会議所アミューズメント部会の部会長などを歴任。2020年8月、コロナの最中、日本遊技関連事業協会(日遊協)会長に就任。

 

最年少プロ球団オーナー「感動」を提供する会社

西川:西村拓郎社長は、女優・ファッションモデル・デザイナーの神田うのさんのご主人としても有名ですが、日拓グループを率いる日拓ホームの社長として、そして、パチンコ・パチスロ  に関連する様々な産業をネットワークする一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協)の会長としてご活躍です。西村社長には、長きにわたり、御縁と御恩を賜わり、感謝しています。

西村:りゅうじん先生に最初にお会いしたのは、今から30年以上前、私が大学生のときに、現在の当社の会長である父の西村昭孝が、経営評論家の故・針木康雄先生が主宰する『月刊経営塾』の誌上で対談させていただいた際でしたね。父が警察官を退官後、1965年(昭和40年)に不動産開発を手がける日拓観光を創業したのが当社グループのスタートでした。

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政権再編物語⑤ 三沢 明彦
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政権再編物語⑤ 三沢 明彦

政権再編物語⑤

 平成の司法改革の柱は、閉鎖的な世界に普通の人の目線を反映させることだった。戦後の検察審査会は「国民のチェックを受けた」という体裁を整える“制度的アリバイ” にすぎなかったが、平成21(2009)年に強制起訴が付与され、無作為選出の審査員11人のうち8人が2度起訴相当と議決すれば、裁判を開かなくてはならなくなった。検察が独占する起訴権の岩盤に穴が開いたきっかけは、8歳の少年が犠牲になった交通事故だった。

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【講演録】田丸誠氏「気づいてからでは遅いリアルな危機の最近の傾向」
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【講演録】田丸誠氏「気づいてからでは遅いリアルな危機の最近の傾向」

講演録 清話会セミナー 東京◆2022年8月9日(火)

大要人警護のプロが明かす、思いもよらない危機からの企業や個人の守り方…田丸 誠

 

田丸 誠  ㈱誠・シークレット・サービス・コンサルティング代表取締役、要人・身辺警護専門家、元千葉県警 警備部

千葉県警察官を拝命し、数年勤めた後、日本初の警察OB要人警護会社に就職、都銀頭取、経団連会長、経済同友会代表幹事、元総理などの警護を担当。その後、関西の警察OB危機管理会社の東京支店オープニングスタッフとして東京支社長を任されDV・ストーカー対策等にも従事。

 

平和がもたらした危機管理意識の低下
 7月8日に奈良市内で、選挙の応援演説で安倍さんが銃撃されて亡くなりました。よくテレビで見られていると思いますが、悪いことをする人には必ず兆候があります。今回は手製の銃をカバンからうまく出していたので、このような兆候に当てはまらなかったケースとなります。

 この犯人は、一見普通の聴衆にしか見えなかったことから後方の警戒が手薄になってしまったのかと思います。それから前日に急に遊説場所が変更になり、受入れ先の奈良県警としては警備の準備が十分にできなかったということもあったようです。

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【講演録】瀬藤 澄彦氏「フランスは なぜショックに強いのか」
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【講演録】瀬藤 澄彦氏「フランスは なぜショックに強いのか」

講演録「フランスはなぜショックに強いのか」 東京 2022年 7月7日(木)

ドイツ経済との比較…瀬藤 澄彦

RFJ:ルネサンス・フランセーズ日本代表部会長、ITI:国際貿易投資研究所客員研究員

早稲田大学法学部卒。JETRO・仏経済財政省、帝京大学経済学部教授、諏訪東京理科大非常勤講師、パリクラブ会長、ルネサンス・フランセーズ日本代表部(RFJ)会長等歴任。2019 年度フランス共和国・オルドル・ナショナル・ド・メリット・オフィシエ賞大統領叙勲。2001年度同シュバリエ賞大統領叙勲。

 

フランスは内需主導の国フランス人は堅実な国民

 マクロン大統領のこの5年間はオペラで例えると嵐が吹きまくりました。第1部の第1幕が2017年に英国がEUからの離脱交渉。そして第2幕、黄色いベスト運動(ジレ・ジョーヌ運動)が半年ぐらい続きました。2018年には年金ストライキが10月から発生し、翌年の2月頃まで続きました。それもやや収まって第3幕かなと思ったら、今度はコロナが発生しました。そうこうしているうちに大統領の任期が間近となりました。

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第8 回 謝念豊かな人間味が 社外人脈を生かす(澤田良雄)
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第8 回 謝念豊かな人間味が 社外人脈を生かす(澤田良雄)

 実績を生み出すリーダーは専門力と人望を魅せています。そこには、理論やスキル、テクニックを踏まえつつもそれらを超えた豊かな人間性、品格、人徳が伴います。その元は、謝念豊かな話す力です。例えば、感謝の心を生かしたひと言であり、問いかけ、意見の求めに応じた対話、そして、機会をいただいてのプレゼンテーションです。
 この実践が、メンバーのやる気、安心感、尊敬や信頼、さらには心服を得ることになります。だからこそ、いざという時の協力要請に対応いただき、強い協力を得て、結果を生み出します。「皆さんのご協力のおかげです。ありがとうございました」と満面の笑みで深々とお礼を述べ、喜びを分かち合うのです。

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