真の働き方改革の追求で残業半減でも年収アップの実現 秋吉 正一 [ 特集カテゴリー ]

コロナに打ち克つ経営の為に経営者・経営幹部がすべき事とは [ 第5回 ]

コロナショックはリーマンショックをはるかに超える

 

非常事態宣言が解除され、次なるステージに移行しています。その一方、企業経営への影響への深刻化は加速しています。

 

トヨタの豊田章男社長が「今回のコロナショックはリーマンショックよりもインパクトがはるかに大きい」と厳しい認識を示し、来年3月期の営業利益の見通しが80%減益になると発表しただけでなく、20年1~3月期の営業損益は、ホンダは、56億円の赤字で、四半期では4年ぶりに赤字転落を発表。マツダも純損益が202億円の赤字で、7年9カ月ぶりとなる赤字転落との発表がありました。 

 

リーマンショック後の決算でトヨタは4610億円の赤字転落となったことはご存知だったでしょうか?

 

豊田社長は「リーマンショックの時よりも販売台数の減少は大きいが、企業体質の改善が進んでおり、黒字は確保できる見通し」とのとの考えを示しました。

 

皆さんの会社でもリーマンショック後の経営はいかがだったでしょうか?

 

豊田社長が強調した「企業体質の強化」を進めることができたでしょうか? 

 

 

コロナに打ち克つ経営とは?

 

リーマンショックをはるかに超える影響の中、「企業体質」の脆弱な企業は、上場企業においても事業部によっては衰退の道を進むことになります。

 

中小企業においては、大企業からの不合理の押し付けも加速される事が、容易に推測できます。生きるか死ぬかであるならば、この価格なら絶対受けませんとの強気な「戦う中小企業」としての姿勢が大事だと考えます。

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