性格健康度のチェック――不治の病に最も近い病気の可能性も⁉性格健康度という古くて新しい概念

経営者のための営業マネジメント塾 営業部をよくするには健康診断が必要! 藤本 篤志 [ 特集カテゴリー ]

性格健康度のチェック――不治の病に最も近い病気の可能性も⁉性格健康度という古くて新しい概念 [ 第9講(第3クール・第30回) ]

コップの中の半分の水を、「まだ半分もある」と思うか、「もう半分しかない」と思うか。

この話はあまりにも単純すぎて、いままで、それほど気にすることはなかった。単に、ポジティブな性格か、ネガティブな性格か、ということを二分する話だからだ。
しかし、十二年以上の営業コンサルティング経験を積んでくると、この単純さの中にある複雑さの原点に気付かざるを得なくなった。

それは、営業能力を向上させない病原体を追究する対象のひとつに〝性格健康度〟というものがあるということが明確に掴めたからだ。

今回の話題は、性格というとてもデリケートな問題を扱うので、言葉尻を慎重に選ばなければならないのだが、それによって、わかりにくい文章になっては元も子もない。したがって、配慮がないと感じる人がいたら、それについては申し訳ない、という気持ちがあることを先に述べて、文章を進める。

 

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アクアリウム業界に革新的な風を 好きだからこそ続けられる、好きだからこそ伝えられる熱意がある
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アクアリウム業界に革新的な風を 好きだからこそ続けられる、好きだからこそ伝えられる熱意がある

「幼少期から魚に慣れ親しんできた私は生粋のアクアリスト。趣味の延長線上だから続けられるんです」そう話す馬場哲氏がめだか事業への着手を決意し、筑波めだかを始めたのは今から3年前。本職のIT業界とはまったく違う世界に飛び込み、ユーザー目線に立った独自のアイディアと強いこだわりでアクアリウム業界に新たな一手を投じている。その原動力はどこにあるのか。揺るぎない信念を胸に、日々邁進する若き社長の思いを聞く。

 

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重村 清 [ 特集カテゴリー ]

人手不足の現場から 労働力確保への3つの対策

人口減問題は、新聞、テレビなどで毎日のように報道されています。多くの都道府県、市町村の政策も全て、人口減対策、人手不足がテーマになっていますが、これと云った成功の事例はありません。私の専門は小売業・サービス業(飲食関連)ですので、その小売業から見ての方向性を記します。

パート、アルバイトの募集広告も毎日のように掲載されているが応募する人が少ないのが現状です。スーパーマーケットのレジ担当のパートさんすら集まらず、新規出店ができず大きな悩みとなっています。
色々な問題はありますが、大きな対策は以下の3つに集約することができます。

 

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放蕩息子

EU情勢最前線 中空 麻奈 [ 特集カテゴリー ]

放蕩息子 [ 第67回 ]

新約聖書の有名な話。二人の息子を持つ男が、ある日弟から財産分与を請求された。財産分与された弟は家を出て放蕩、散在して一文無しに。苦労を重ねた弟は、父に対して過ちを犯したことを深く反省し、父の元に舞い戻る。すると、これまでの行為を罰するでもなく、父は弟を抱きしめ、祝宴まで開いた。

これを妬み、非難したのは兄。しかし、寧ろ兄の行為は父親にたしなめられてしまう。どんな過ちでも悔いて反省すれば、すべての罪は赦されるという、有難い神の慈悲の物語である。

 

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自動車産業の未来

経済動向最前線 熊野 英生 [ 特集カテゴリー ]

自動車産業の未来 [ 第43回 ]

日本の産業競争力を考えると、未来は安泰とは限らない。かつて「電機・自動車」と総称されたリーディング・インダストリーのうち、大手電気機械はグローバル競争力の低下が目立ち、残る自動車も、現在のところは良いとしても、未来は混沌としているのではないか。

 

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担当心中——この恐ろしい病気、蔓延していませんか?

経営者のための営業マネジメント塾 営業部をよくするには健康診断が必要! 藤本 篤志 [ 特集カテゴリー ]

担当心中——この恐ろしい病気、蔓延していませんか? [ 第8講(第3クール・第29回) ]

担当心中という隠れた病気

今月は、“担当心中”という恐ろしいテーマについて、書いていく。来年の著書に書くテーマとして用意している新しい教訓なのだが、本誌読者のみなさんに、そのエッセンスを先にお届けしたい。
もちろん、本当に“心中する”ことでないが、みなさんは、どのようなことをイメージしただろうか?

 

担当心中とは、営業先の担当窓口のおかげで失注してしまうことを意味する私の造語だ。この“おかげ”という言葉にいろいろな意味を含んでいるのだが、それは、後述するとして、一言で言い換えれば、担当窓口という一人の情報網に頼り過ぎた商談の結果、失注の憂き目にあうということを指す。

実は、この担当心中という病気は、経営者が考える何十倍、何百倍もの量で発生する恐ろしい病気なのだが、その事実に気付いている経営者は皆無と言っていい。
その理由として、この病気の発見方法が難しいこともあり、営業マネジャーがほとんど把握していないからだ。

 

だからと言って、営業マンたちに「担当窓口の情報を信じ過ぎて失注した案件はどれだけある?」と直接質問しても、「そのような失注はありません」と返ってくるのがオチだ。営業マン当事者すら自覚がない病気なので、自己報告で発覚することがないからだ。

 

したがって、“報連相”という一般的な診断では、出てこない仕組みになっている。それを、営業マネジャーが発見し、失注という大病を患う前に早期治療をすることで解決しなければならないのだが、残念ながら、営業部としての本当の営業マネジメント教育(これについては、本誌でいずれ書いていきたい)をしている部署でない限り、その役割を営業マネジャーに求めるのは、酷というものだ。

 

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